養老保険とは、死亡保険ではなく「生死混合保険」と呼ばれるものです。終身保険や定期保険は「死亡保険」に分類されますが、これらの保険とは違う、ということですね。
養老保険の仕組みとは?
養老保険は生死混合保険の一種で、「生きていても死んでも保険金がもらえる」という一見オイシイ保険のことです。
形としては、定期保険と同じように保障期間が決められている保険のことです。たとえば「30年間」というようにあらかじめ期間が決まっていて、その間に死亡することがあれば保険金が支払われます。ここまでは、定期保険と同じですね。
定期保険と違うのは、「決められた期間が終了したら、満期保険金が受け取れる」というところです。定期保険の場合は期間内に死亡しなければそれで終わり、保険金をもらえることはありません。
養老保険は、期間内に死亡すれば死亡保険金が、期間内に死亡することがなければ満期保険金が、支払われる保険なんです。
死亡保険金と満期保険金は同じ金額で、500万円の養老保険に加入していれば、死亡保険金も満期保険金も500万円、ということになります。
すると、生きていても死んでも確実に保険金が受け取れるので、お得な保険という気がしますよね。