医療保険に加入する際に役立つ知識

万が一の病気や怪我に備えて医療保険に加入している方は多いのではないでしょうか。ただ、なんとなく薦められたままに加入して保障内容はほとんど知らないという人も中に入るかもしれませんね。
入院給付金や手術給付金の金額はどのくらいあればよいのか、どのような特約があるのか、医療保険を契約する前に確認するべきことなどを解説しています。
新たに医療保険に加入する人や、医療保険の見直しを考えている人に役立つアドバイスが見つかります。

どんなときに、いくらもらえる?医療保険で保障される内容とは

生命保険は、死亡保障をするものだけではありません。
医療費がかかったときの保障、つまり医療保障をするのが「医療保険」です。

医療保険の仕組みとは?

医療保険は医療費がかかった際に給付金が受け取れる保険ですが、どんなときでも給付金を受け取れるわけではなく、保険ごとに給付金を受け取るための条件が決まっています。

【入院給付金】
まず医療保険の基本となるのが入院給付金です。入院給付金は、入院日数に応じて支払われます。最近の医療保険は入院1日目から支払われるのが主流です。また、日帰り入院であっても1日分の給付金が支払われます。ただ、少し古い医療保険や、特約の内容によっては5日以上の入院をした場合のみ支払われるなど、条件が異なるものもあります。

入院日額は5千円もしくは1万円が主流ですが、3千円や2万円など、ニーズに合わせて選ぶことが可能です。

【手術給付金】
手術をした際に支払われるのが手術給付金です。手術給付金は一律ではなく、手術の内容に応じて決まっています。多いパターンとしては手術の種類に応じて、「入院日額の10倍」「入院日額の20倍」というように支払われる給付金の金額が決まり、最大40倍となっています。

入院日額5千円の医療保険であれば、手術給付金は5万~20万円、入院日額1万円の医療保険であれば、手術給付金は10万~40万円支払われることになります。

【特約で保障を充実】
医療保険の基本的な保障内容は入院給付金と手術給付金の二本立てですが、特約(オプション)を付けることによってさらに保障を充実させることができます。特約の種類は保険会社によってもさまざまですが、主なものを紹介しましょう。

  • 先進医療特約
    保険の適用外になっている高度な治療を受けることになった際に、実費が給付されます。上限は「通算1000万円」というように決まっています。
  • 特定疾病特約
    保険会社によって「三大疾病特約」など言い方は違いますが、脳卒中、急性心筋梗塞、さらには保険会社によっては糖尿病など、特定の病気になった場合に保障を上乗せできる特約です。
  • がん特約
    がんと言えば「がん保険」がありますが、がん保険の機能を特約として医療保険につけることもできます。
  • 女性疾病特約
    女性特有の病気になった場合に保障が上乗せされる特約です。

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「若者の生命保険離れ」!それでも医療保険は必要な理由

生命保険の世帯加入率は、約90%となっています。世帯ごとに加入率を見た場合は、9割の人が何かしらの生命保険に加入しているというわけですね。

ところが、20代の人に限ってみると、男性で52.4%、女性で56.8%となっています。(2013年生命保険文化センター「生活保障に関する調査」)

若者の生命保険離れは進んでいる!

この生命保険の加入率に関する調査が始まってから、ピークだったのは1989年です。ピーク時には、男性で72.1%、女性で67.5%の加入率でした。

7割程度の人が生命保険に加入していたのに、どうして今は半分ぐらいの人しか加入していないのでしょうか?その理由は、いくつか考えることができます。

【家計にゆとりがないから】
まず、平均収入というのはここ20年ほどで、減ってきています。特に若い世代では非正規雇用の人も多く、25~34歳の人のうち3割近くが非正規雇用だとうデータもあります。(厚生労働省調べ。)
年収200万円程度という人も多く、「生命保険に入りたくてもお金がない」という人も一定数いることは確かです。

【勧誘されることが減ったから】
一昔前までは、就職すると保険会社のおばちゃんが職場にやってきて、保険の勧誘をされたものです。それどころかお見合いを勧められたりいろいろと世話を焼いてもらったりして、それはそれである程度のニーズがあったものです。ところが今は会社側もセキュリティの問題から部外者が社内に入りにくくなり、保険会社の営業方法もこのような義理人情によるものではなく合理的なコンサルティング営業が増えてきているので、生命保険に加入するきっかけが無い、という問題もあります。

もちろん、おばちゃんの勧誘によって必要以上に高い保険に入らされている人も多かったのですが、勧誘される機会がなくなったことで保険について考える機会自体が減ってしまった、という問題もあります。

【独身の人が多いから】
生命保険がもっとも必要なのは、結婚して子供がいる人です。子供が生まれたときがもっとも大きな保障が必要なときなんですね。ところが、20代30代の未婚率は高く、生命保険を必要としている人自体の数が減っているんです。独身のあいだもまったく生命保険が必要ないというわけではありませんが、必要性が高いわけではないのでつい後回しにして、保険に入っていない人が多いのではないでしょうか。

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初めての生命保険!新入社員が選ぶべき生命保険とは?

初めて生命保険に加入する際に、失敗する人はとても多いです。会社に出入りしているプランナーに勧められるがままに契約してしまって、中には良心的ではないプランナーによる損な生命保険の餌食になってしまっている人もいます。

そこで、今回は初めて生命保険に加入する人の中でも、新入社員が選ぶべき生命保険を紹介したいと思います!

新入社員にありがちな失敗

新入社員のうちから、「生命保険に加入しなければ!」と考えている人はそう多くありません。では、どのように生命保険に入るのかと言うと、周りに勧められるからです。

会社にもよりますが、生命保険のプランナーが出入りしているところも多く、お昼休みなんかに勧誘に来ます。百戦錬磨のプランナーにとって、新入社員から契約をとることは赤子の手を捻るがごとくたやすいことです。さらに、上司や先輩からも、生命保険に加入した方がいい、ということを言われることも多々あります。すると断りにくい雰囲気になってしまいますね。

そこへ、プランナーや上司から「一人前の大人になったんだから生命保険ぐらい入っておかないと」なんて言われると、つい勧められるがままに契約してしまうのです。

ところが、そのようにして加入した生命保険の中には、プランナーの利益重視で作られたプランであったり、格安にするために保障内容を削りすぎているプランであったり、その人のニーズに合っていないものが多いのもたしかです。

では、新入社員が契約すべき生命保険とは、どのようなものなのでしょうか?

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子宮内膜症があると医療保険には入れない?完治している場合は?

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持病がある人の場合、生命保険には加入しづらくなると言われています。

女性の場合、子宮内膜症や子宮筋腫を患っている人も多いですよね。

この場合、医療保険には加入できないのでしょうか?

加入できるかも!

生命保険に加入する際には、自分の持病や既往症についての告知をおこなわなくてはなりません。

つまり、過去に病気になったことがある人や持病がある人、現在治療中の病気があるような場合、スムーズに加入することはできません。

かと言って、保険に入れないわけではありません。

保険会社では、契約時に審査をおこないます。告知された内容や、必要に応じておこなう診査の結果をもとに、その人が保険に入ってもいいかどうかを決めるのです。

その際、必ずしも謝絶になるわけではありません。

部位不担保や保険料割増といった対処もあります。

部位不担保の場合は、このような保障内容になります。

医療保険には加入できる。ただし子宮に関する疾病に関しては保障しない。(それ以外の疾病に関しては通常通り保障する)

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医療保険or女性保険?女性疾病の対象になる病気とは

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女性が医療保険に加入する場合、女性向けの商品もありますよね。

パターンとしては、

通常の医療保険に女性疾病特約と付加する

はじめから女性特有の疾病に対する保障が充実している女性保険に加入する

という2つがあります。
ただいずれも内容的には大きく変わるわけではありません。

大きな違いとしては、特約として付加した場合は、途中で外すこともできるという点です。
試しにつけてみて、使わないと思ったら外せばいいですね。

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格安な医療保険は危ない?高い医療保険とどこが違う?

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医療保険に入ろうと思って保険市場なんかを調べていると、同じ医療保険のはずなのに、価格が全然違いますよね。

保険料は格安な方がいいけど、かなり値段に差があるので、

「格安な医療保険は、万が一のときにちゃんと保障してくれるんだろうか……」
という不安に襲われます。

では、格安な医療保険と高い医療保険では違いはあるのでしょうか?

医療保険の保険料、ここで差がつきます

高いものと安いものでは、やはり中身が違います。
どこが違うのか、確認していきましょう。

入院日額が違う

医療保険の基準は「入院日額」です。
入院日額5千円なら、10日間入院したら5万円受け取れる、という意味です。
そして、保険会社によても違いますが、手術をした場合はその種類に応じて「入院日額の○倍」という形で給付金の金額が決まるものもあります。

「30歳 男性」というように年齢と性別で検索をかけると、入院日額が5千円のものや1万円のものなどいろんな種類が出てきて、当然入院日額が高いほど、保険料も高くなっていきます。

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医療保険に給付金請求してから保険金が入金されるまでの期間

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医療保険に加入しているのは何のためでしょうか?

万が一、入院や手術をしたときに、支払いに困らないようにするためですよね。

では、実際に入院や手術をしてから、給付金請求をしてどれぐらいで入金されるのでしょうか?

実は知らない給付金の請求方法

給付金の請求方法、実はよく知りませんよね?

何かしらの書類に記入して提出するんだろうな、とぼんやりとしか分かっていない人の方が多いと思います。

ですからここでは、給付金の請求方法を確認しておきましょう。

まず入院や手術をした場合は、請求の対象となる事柄が終わってから請求します。
つまり「来週手術をするから先に請求手続きをしておこう」ということはできないのです。
入院に関しては、退院するまでは何日入院することになるか分かりませんから、当然退院してから給付金請求をします。

ただし、長期にわたる入院の場合は、途中で請求することも可能です。
その場合はその時点までの給付金を請求し、残りは退院してから請求することになります。

給付金の請求をする際には、このような流れになります。

1.保険会社のコールセンターもしくは担当者に連絡する
2.送られてくる書類に必要事項を記入し、診断書を添えて返送する
3.保険会社が請求内容を審査する
4.指定口座に給付金が振り込まれる

まずは保険会社に連絡を

退院した、手術が終わった、というときには、まず保険会社に連絡します。
すると、給付金請求に必要な書類などを教えてもらえます。必要な書類というのは「診断書」のことですが、治療内容によっては診断書不要で「領収証」で代用できることもあるのでしっかり聞いておきましょう。
また、複数の保険会社と契約していて給付金の支払い対象になる保険が複数の保険会社にある場合は、それぞれの担当者に連絡します。診断書は他の保険会社のコピーでも可としているところもありますから、複数の保険がある場合はそれぞれの担当者に聞いてみてくださいね。

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医療保険に入る代わりに貯蓄をした方がいいって本当?

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医療保険、入った方が良いのか迷っていませんか?

医療保険は、実はとっても損な保険です。

かと言って、入らなくても良い保険ではありません。

それはなぜでしょうか?
ここでは医療保険がどうして損なのか、そして、どうして加入すべきなのかを考えてみましょう。

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医療保険の入院日数、30日で大丈夫?

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医療保険に加入している人は多いと思います。医療保険とは、入院や手術をしたときに給付金が支払われる保険のことです。

医療保険で受け取れる金額は、「入院日額」が基本となります。入院日額とは入院1日あたりに支払われる給付金のことで、手術をした際の給付金も、この入院日数に応じて支払われるのが一般的です。手術の内容に応じて、入院日額の10倍、20倍、40倍などと決まっています。

たとえば入院日額1万円の医療保険に加入していて、10倍の対象となる手術を受けたら10万円支払われる、ということです。
もし入院日額が5千円なら、5万円が支払われるということになりますね。

さて、医療保険に加入する際に決めなければならないのは入院日額だけではありません。同じく重要なのが「入院限度日数」です。

入院限度日数とは、1入院あたりの限度日数のことで、60日、120日など種類があります。

最近は平均入院日数が短くなってきていることはご存じでしょうか。ガンになったとしても、入院せずに通院治療をすることもありますよね。また、はじめだけ入院して、あとは通院治療に切り替える、ということも多々あります。

現在の、平均入院日数は35.6日だと言われています。いかがでしょうか?ちなみに年代別の平均入院日数は以下の通りです。

0~14歳……8.9日
15~34歳……13.0日
35~64歳……29.5日
65~69歳……47.7日
70~74歳……50.2日
70歳以上……54.2日

このように、高齢なると入院日数は長くなる傾向にあります。

では、医療保険の入院日数は何日にするのが良いのでしょうか?

現在、医療保険の入院限度日数は30日もしくは60日が一般的になっています。(昔は120日や240日もあったんですよ。)

この平均入院日数を見る限りは、若いうちは30日のものにしておいて、終身タイプの医療保険であれば老後のことも考えて60日のものを選ぶという人が多いのではないでしょうか。

ここで考えておきたいのは、保険に入る目的です。

保険というのは、万が一の場合に、経済的な部分を支えてくれるものです。自分ではどうにもできないようなとき、つまり、自分のお金だけでは足りない場合に、足りない分を補てんするのが保険です。

では、入院日額5千円の医療保険で、30日入院したら、いくら受け取れるのでしょうか。答えは簡単、15万円ですね。もし10日しか入院しなければ、受け取れる給付金は5万円です。

若いうち(15~34歳)の平均入院日数は13日ですが、13日間入院したとしても受け取れる給付金は6万5千円。これぐらいの金額なら、自分でなんとかできないでしょうか?

このように考えると、本当に備えるべきなのは短期入院ではなく、長期入院に対して、だということが分かります。

短期入院であれば、仕事を休んだとしても有休を使ったり傷病手当をもらったりして対処できますが、長期入院となるとそうもいかなくなります。

ただ長期入院になれば医療費自体は下がります。これは、高額療養費制度があるからで、医療費の自己負担分は減らすことができます。でもそれでも入院が長引くと仕事を退職しなければならなくなったり、長期間入院することで家族の負担も増えますからある程度まとまったお金が必要になると思います。

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もう医療保険で迷わない!医療保険の機能と選び方

医療に関する生命保険は、医療保険だけに入っておけば安心なのでしょうか?それとも、がん保険にも加入した方がいいのでしょうか?

ここでは、医療保障の選び方や、各保険の種類の役割について紹介していきます。

医療保険の種類

  • 医療保険(入院保険)
    病気やケガなどで入院・手術をしたときに、給付金が出る保険です。最近は、通院でも給付金が出る保険もあります。
  • がん保険
    がんになったときに一時金がでたり、がんの治療のために入院・手術をしたときに給付金が出る保険です。
  • 女性保険
    女性保険という言葉を目にすることも多いですが、基本的には医療保険と同じです。違うのは、女性特有の病気への保障を手厚くしているということ。その分保険料も高くなりますし、女性特有の病気だからと言って医療費がかさむわけでもないので、個人的には要らないと思っています。

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