シニア世代に人気の傷害保険って本当に入った方がいい?

60歳以上の方が入っている生命保険でよく見かけるのが、

傷害保険というもの。

これ、どういう保険か分かって加入されていますか?

現在加入中の人も、これから加入しようかと思っている人も、傷害保険がどういうものなのかを知っておきましょう!

「入院や手術で給付金がもらえる保険」の落とし穴

シニア世代の方がよく加入されている傷害保険は、「普通傷害保険」と言って、入院や手術、通院などでも給付金がもらえるものがあります。

ということは、「医療保険」と同じようなもののように思えますが、実は全然違います。

傷害保険で補償されるのは、ケガによる治療費だけです。

つまり、病気で病院にかかっても、一切お金はもらえません。

たしかに、高齢になってくると骨折しやすくなりますし、ケガのリスクも増えます。でも、ケガのリスクとは言ってもそこまで多額の医療費がかかるわけではないんです。

補償される金額は保険会社によっても違いますが、人並みに蓄えがある人なら加入しなくても大丈夫なケースが多いんですよ。

死亡保険金はお葬式代になるとか思っていませんか?

傷害保険には死亡補償もついていますが、これも、注意が必要です。保険会社によっても違いますが、ケガによる死亡のみが対象ということも少なくないんです。

「お葬式代の足しになるからいいよね」と思って加入していても、実際にケガげ原因で亡くなる方は少なく、大半の方は病死になります。そして、病死の場合は保険金は受け取れませんから、当然お葬式代は自分の貯金から出すことになります。

また、病死でも保険金が出るタイプのものもありますが、この場合もはじめの数年は補償されませんし、また、保険料自体もあがります。

傷害保険に付加されるオプションはいろいろあります

生命保険にはさまざまな特約をつけることができますが、傷害保険にもいろいろな補償があります。

たとえば、賠償責任保険。事故で相手をケガさせてしまったり、他人の車にぶつけてしまったり、というときに賠償するための保険です。

これは、場合によっては高額の賠償が必要になるケースもあるので、付加しておいても良いでしょう。保険料自体も安いです。

他にも、現金を盗難された際の補償や、災害による被害を補償してくれるオプションもありますが、これらは必ずしも必要なわけではありません。

こういった補償に関しては、火災保険や自動車保険などですでに備えている場合も多いので、気になる場合は現在加入中の保険をすべて見直して、保障内容がダブっていないか確認しなければなりません。

傷害保険に入った方がいい人は?

傷害保険は、基本的には不要です。

よく、生命保険は「お守り代わり」なんていう言い方をされます。
あれば安心、というわけです。

もし、ケガに対する不安が大きくて、しかも経済的に余力があるなら、加入しても良いかもしれません。

ただし、老後の保険なら、もっと良い保険は他にあります。

病気の保障も必要なら医療保険もありますし、そもそも医療に関するお金は、貯金で賄う方が損をしないという考え方もあります。

死亡に関する保障なら、傷害保険で備えるよりも、終身保険(死亡保険)に加入した方が確実です。

傷害保険は「90歳まで」など終身タイプでないものが主流ですから、長生きした場合は途中で補償がなくなります。

保険料が安いからと言っても、実際にはほとんどお守り代わりにもならないので、よ~く考えてみてくださいね。

■当ページ内でご紹介させていただいたサイト
保険市場の公式ホームページはこちら

保険一括見積