持病を隠すのは違反!生命保険の告知義務とは?

生命保険を契約する時には、健康状態や、過去の既往歴、職業に関する告知が必要です。

告知義務があると、入院や手術をしても保障されないこともあるので、正しく告知することが重要です。

持病がある場合も必ず告知が必要です。
健康状態に問題があったり、過去にかかった病気によっては、保険に加入できなくなってしまうのですが、正しく告知をせずに加入したとしても、後から告知義務違反が明らかになれば給付金や保険金は受け取れません。

職業についても告知が義務付けられていますが、職業によっては、リスクの高いものもあるからです。

たとえば、高いとことで作業する仕事と、オフィスワークではリスクの大きさが変わってきますよね。ですから、リスクの高い職業についている人の場合は保険料が割り増しになることもあります。

既往歴によっても、保険料が割り増しになったり、特定の部位が保証の範囲外になることがあります。たとえば、胃腸炎で過去に入院していたことがある場合、加入はできても、加入後2年間ほどは、胃腸に関する疾病は保障されない、ということがあります。

告知については、どの範囲まで書くべきなのか、分からないこともありますが、できるだけ詳細に応える必要があります。

現在の健康状態について、「3か月以内に病院にかかったことがありますか」といった質問もありますが、たとえただの風邪でも、病院に行ったのなら告知する必要があります。どんな軽い病気でも、必ず告知しておきましょう。

告知漏れで保険契約が無効になる危険性

どこまで書くかによっては、告知漏れがあったらあとから保険契約が無効になることもありますから、担当者に相談しながら書いていくことをおすすめします。

ただ、質問で聞かれないことに関しては告知する必要はありません。「過去5年以内に入院や手術をしたことがありますか」という質問があれば、それ以前の入院・手術に関して告知しなくても大丈夫です。
聞かれたことにあだけ答えると良いですよ。

また、担当者でも、中には告知義務違反を促すような人もいるので注意が必要です。

5年ほど前の話になりますが、生命保険会社の保険金不払い事件がありましたよね。

これは、支払事由に該当するのに手続きをせずに支払をしなかったほか、保険金支払いのときになって告知義務違反があったことが明らかになり支払をしなかった、というケースもあるんです。

担当者も、お客さんが保険に入れるように良かれと思って、もしくは自分の成績欲しさに告知をさせないこともあります。

「それぐらいなら書かなくても大丈夫ですよ」と言われたのを鵜呑みにして告知せずにいると、後になって保険金が支払われないこともあるので注意しましょう。

当時は大変な事件でしたし、現在はどこの保険会社でも告知義務違反を助長させないように指導を徹底していますが、それでも中には安易に告知義務違反を勧める担当者もいるかもしれないので、告知内容について不安があれば、保険会社の相談窓口などに電話して聞いてみると安心です。

ネット生保の契約と審査条件について

ネット生保は、ネット上で手続きをするため、契約に関する審査は厳しめです。

少しの既往歴でも加入を断られる場合がありますが、保険会社によって審査基準は異なるので、1つの保険会社がダメでも、他の保険会社なら加入できることもありますよ。

県民共済などは、告知項目が少なく、基準も緩いので、健康に不安がる人でも加入しやすいと思います。

告知以外の手段について

生命保険の契約時には、告知以外の手段もあります。担当者以外の「面接士」と呼ばれる人が来て、その人の面接を受ける、という診査もあります。

また、医師扱い、などと言われる、病院で診察を受ける必要があるものもあります。検査の項目は人によって違いますが、最近は健康診断の結果表を提出することによって病院での診察を省ける場合もおおいですね。

生命保険の契約をするときの審査方法にはこのようにいろいろありますが、これは契約する保険の保険金額や年齢などによって決まっています。

たとえば、金額が小さく若い人の保険であれば告知のみで加入できるのが普通です。保険金額が大きく、契約者の年齢も高い場合は告知だけでは済まず、面接士による面接や医師扱いになります。

告知のみで加入できない場合には、医師扱いにすることで加入できるようになることもあります。告知だけよりも、医師の診察や健康診断の結果があればより、契約者の健康状態が正確に分かり、リスクも判断しやすくなるからです。

面接士による面接や、医師による診察を必要とする場合は告知だけの契約よりも手間も時間もかかりますが、正確に体の状態をしってもらって、日時に生命保険の契約を済ませるには大切なことなので、都合を合わせて受けるようにしましょう。

なぜ、これだけ厳格に告知する必要があるのか?

なぜ、これだけ厳格に健康状態や職業を告知しなければならないのでしょうか?

生命保険と言うのは、相互扶助の精神のもとに成り立っています。みんなが少しずつお金を出し合って、そのお金が給付金や保険金として使われています。

はじめから、頻繁に給付金を請求しそうな人や死亡リスクが高い人がいれば、なんだか不公平だと思いませんか?

居酒屋で、たくさん飲む人が多めにお金を出すのと同じように、生命保険も、たくさん給付金を受け取りそうな人は保険料を増やしたり、リスクの高い部位に関しては保障しない、という処置が必要なのです。

最近は持病があっても入れる、という保険もありますが、これはリスクの高い人向けの保険ですから、その分通常の生命保険よりも割高になっています。保険料も安く設定されているので魅力的ですが、保障される金額も小さいので注意しましょう。

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