生命保険会社の担当者がイマイチ……営業担当を変更できる?

生命保険は、「担当者」がつきますよね。

あなたは、自分の生命保険の担当者が誰なのかを把握していますか?

実は、「担当者が誰なのか分からない」と言う人は少なくありません。

一つは、保険会社の責任です。
いえ、保険会社としては、定期的に契約者を訪問するように言っていたりするものですが、担当者がちゃんとあいさつ回りをしていない場合は多いんですね。
また、担当者がコロコロ変わってしまうという問題もあります。

担当者が何の挨拶もないまま退職してしまい、新しい担当者も挨拶に来ない、というケースもありますし、ちょこちょこ「担当が変わりました」と言って挨拶に来るものの、しょっちゅう来るものだから名刺ばかり溜まっていって、今の担当が誰だか分からない、というケースもあると思います。

これでは、困ったときに誰に相談すれば良いのか分かりませんよね。

また、もう一つの理由は契約者自身の責任ということもあります。
これは仕方のないことかもしれませんが、「生命保険のことはあまり考えたくない」という人は多いです。

生命保険というのは自分が病気になったり死んだりと、いわば「不幸になったとき」のことを考えさせるものですから、あまり気分の良いものではありません。
それに加えて、「保険会社はあくどい」とか「セールスレディの勧誘はひどい」などネガティブなイメージもあるので、あまり関わりたくないと思っているのではないでしょうか。

だから、営業担当者からの挨拶も断っている人が多いですし、営業担当者が訪問しようとしてもかたくなに断っていたりしませんか?
それでは結局担当者が誰なのか分からずじまいになってしまいます。

でも、担当者は把握しておいた方が良いのです。
「担当者が誰か分からなくても、何かあればコールセンターに電話するから大丈夫」だと思っていませんか?
たしかに、簡単な手続きやちょっとした相談ならコールセンターに電話して解決することも多いです。
でも、それなら担当者は何のためにいるのでしょうか?

生命保険は、良い担当者に巡り合えればとても有意義なものになります。
良い担当者というのは、知識が豊富で、私利私欲のために提案するのではなくお客様の立場に立って最前の提案ができる人のことです。
そういう人が担当になっていればささいなことでも相談しやすいです。
保険の見直しをしたいときにも親身にアドバイスをしてくれる存在ですから、やはり担当者は大切だと思います。

ただ、担当者が信頼できない人物だという場合もありますよね。
だから疎遠にしている、という人も多いと思います。

その場合は、ぜひ担当者を変更してもらいましょう。
担当者というのは、基本的には「契約時にお世話になった人」のことです。その担当者が退職してしまった場合は、その人が在籍していた営業部の誰かが新しい担当者となり、普通なら「新しく担当になりました○○です」というように挨拶があると思います。

でも担当者がいい加減な人だったり、しつこく勧誘してきたりする場合は、担当者は変えてもらうことができます。

その方法はカンタンです。
営業所や支社などに電話すれば良いのです。

営業所の場合はその担当者が在籍しているところですが、おすすめはコールセンターに電話してしまうことです。
営業所だとどうしても規模が小さく、場合によってはその担当者をかばって担当者の変更になかなか応じてくれないというケースもあるようですから、コールセンターに電話した方がスムーズに担当者の変更ができると思います。

その際には理由を聞かれることもあると思いますが、正直に話すようにしましょう。
向こうに明らかな落ち度があるのならそれは言っておくべきですし、その方が保険会社のためにもなります。また、相手に明らかな落ち度がなくても、「ぐいぐい話してくる人は苦手」だとか「話がわかりにくい」といったことでも構わないので伝えておきましょう。

保険会社の外交員というのはとても多いですが、その中で信頼できる人柄の人はほんのわずかだと思います。でも、良い担当者に巡り合えば保険の相談もしやすいですよね。
しかも、ちゃんとした人なら成績も良くすぐに退職することも少ないですから、コロコロと担当者が変わるということも無いでしょう。

生命保険の担当者。筆者の体験談

筆者は、以前は保険会社で働いていました。
わたしは一般的ないわゆる「セールスレディ」ではなく、お客様のアフターフォローをする部門で働いていました。

つまり、「担当者が誰なのか分からない」とか「担当者と関わりたくない」といったお客様の問い合わせに応じて各種手続きをしたり、保障内容の見直しをしたりするのが仕事でした。

ですから、実際に担当者が挨拶にすら行っておらず宙ぶらりんになっているお客様ばかりを見てきたわけです。
そういったお客様の中で多かったのは、

・忙しくて普段家にいないことが多い方
・持病があったりして保険の新規契約の見込みがない方

などです。

忙しくて家にいないことが多い方だと、担当者も訪問することができませんし、普段会えないお客様に会おうとするよりは、いつでも会えるお客様を見つけて営業活動をした方が効率的だと考えているのかもしれません。
また、家にいないというだけでなく、保険会社の人間を毛嫌いしていて関わりたくないから無視している、というお客様もいらっしゃいます。

また、持病があるなど、生命保険に新規加入できないようなお客様の場合、担当者はあまり関わっていないことがあります。そんなことがあってはならないのですが、いわゆるセールスレディというのは契約を取らなければならないわけですから、契約の見込みがないお客様にまで回る時間が無い、という仕方のない事情もあるのかもしれません。

とにかく、そういうお客様たちのために設立されたのがわたしの在籍していた職場なのですが、本当に、いろんなお客様がいたものです。

担当者に良いように言われて、担当者にとって都合の良い保険に入らされているお客様もたくさんいました。
それは、保障内容をみればすぐに分かります。
極端な話、20代の若い男性に、5000万円ほどの高額な死亡保障がついていたりするのです。

そういった保険に出くわしたときには「うわ~……」としばし上司とともに沈黙です。
そして、そういうお客様にはこちらから適正な保障内容を提案します。
そこで、お客様がこちらの提案を受け入れてくださり契約の見直しをしていただいた場合は、担当者が変更になり、わたしが新しい担当者になれるという仕組みでした。

これは保険会社にもよると思いますが、こういった「セーフティネット」はあると思いますから、おかしな担当者がついている場合は変更できることを知っておきましょう。

わたしは、この仕事は唯一「またやりたい」と思える仕事です。
親には「保険会社で働くなんて」と言われたりもしましたが、お客様のアフターフォローという仕事はとても良い仕事だったと思います。
各種手続きをするだけでなくある程度の営業成績も要求されるところでしたから勉強も欠かせませんでしたし、上司や同僚も意識の高い人ばかりだったので、働きやすい環境でした。

生命保険の担当者。筆者の体験談2

筆者は現在は生命保険の仕事をしているわけではありません。

そして加入している保険は、以前働いていた保険会社のものでもありません。笑

わたしが現在加入している生命保険は某カタカナ生保なのですが、とても良い担当者に恵まれたと思っています。
わたしの親ぐらいの年代の方ですが、とにかく反応が早いのです。

ちょっとした問い合わせでメールをすれば夜中であっても返信が来たりします。
新たな契約をしようと思ってアサイチで電話をすれば、その日の夕方には契約書を持ってきてくださいます。ちなみにわたしは引越しをしているので、その担当者がいるところから電車で2時間以上かかる距離です。

愛想もよく、話も分かりやすく、しかも反応が早く知識も豊富なので、本当に助かっています。わたしは、そういう方にこそ活躍してほしいですし、「悪い担当者」に良いようにされる人を少しでも減らしたいと思いますから、知り合いに保険のことを聞かれたらこの担当者を紹介するようにしています。
ちなみに、契約してから5年ほど経ちますが、担当者が変わったことは1回もありません。
この方が定年退職されるまではずっとお世話になるだろうと思っています。

こういう担当者に出会えると、生命保険をあちこちの保険会社で契約するよりも、一社に絞って契約した方がメリットは大きいかもしれません。もちろん人それぞれ考え方があると思いますが、わたしは、生命保険は担当者の存在もとても重要だと思います。

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