死亡保障は終身保険と収入保障保険で備える!

死亡保障としては、どのような保険に入っていますか?

あなたの保険がもし、一つの保険に死亡保障も医療保障もごちゃまぜについているのであれば、その保険は見直しをした方が良いかもしれません。

生命保険は、ひとつの保険にあれもこれもとたくさんの保障をつけてしまうと保障内容が分かりにくくなるだけでなく、その後の見直しなどがしづらい非常に使い勝手の悪い保険になってしまうので、できればそれぞれの保障は別々の保険としてもっておくのがおすすめです。

別々の保険にするってどういうこと?

別々の保険というのは、保険証券が1枚ではなく、保障内容に合わせて何枚もある、ということです。

生命保険の契約内容をみるとすでにたくさんの保障内容が書かれているので「わたしはこんなにたくさんの保険に入っています」と思われるかもしれませんが、それらの保障はすべて一つの保険証券、一つの証券番号の保険になっていませんか?
それが、一つの保険に死亡保障も医療保障もごちゃまぜについている状態です。

別々の保険で備えると言うのは、つまり「終身保険」「医療保険」といったそれぞれが独立して存在しているということです。

別々になっているということは「終身保険はA生命」「医療保険はB生命」というように保険会社が違っていても良いのです。このように保険を保障内容に応じて分けることで、よりニーズに合った商品選びが可能になり、また、その後見直しの時期がきたときにも「終身保険はそのままで医療保険は新しい保険に入りなおそう」といった自由度の高い見直しができるようになります。

もしこれが一つの保険にあれもこれも保障が入っているものであれば、見直しをするときにはそのままにしておきた終身保険にまで手を加えなければならなくなってしまいます。

死亡保障は終身保険と収入保障保険で!

前置きが長くなってしまいましたが、ここでは死亡保障の選び方についてお話ししたいと思います。

死亡保障というのは自分が死亡したときの保障ですから、金額は大きくなりがちです。

必要な保障をしっかり備えつつ、かつ無駄な保険料は払わないようにしなければなりません。

そこで、まずは死亡保障をする保険の種類を紹介しましょう。

・終身保険
・定期保険
・収入保障保険
・逓減定期保険
・学資保険

終身保険は一生涯の保障と老後資金に使えます

終身保険は、期間の定めがない保険なので、解約しない限りは死ぬまで一生保障が続きます。つまり、確実に保険金がもらえる保険です。
ただそのかわり、保険料は高いです。終身保険の場合は、貯蓄するのと変わらないぐらいの保険料がかかりますから、あまりにも大きな金額にするのは現実的ではありません。特に保険料を抑えたいという人は、なるべく金額の小さなものにした方が良いでしょう。
場合によっては加入しなくても良いのですが、終身保険はのちに解約して、解約返戻金を老後資金として使う、という使い方もできますから、少しは入っておいた方が良いと思います。

定期保険は一定期間を保障する保険

定期保険は、終身保険と違って期間が決まっている保険です。期間は「1年」「10年」「20年」など選べます。期間が決まっているということは、その期間内に死亡すれば保険金がもらえますが、死亡しなければなにももらえません。そのかわり、保険料はとても安くなっています。
ただ、ここでは定期保険はおすすめしません。

収入保障保険はお給料のようにもらえる保険

収入保障保険というのは定期保険の仲間です。
定期保険と同じように期間が決まっています。
ただ定期保険は一括で「1000万円」「3000万円」などときまった金額がもらえるものですが、収入保障保険の場合は「毎月10万円」と言った形で、お給料のように保険金を受け取れるようになっています。

たとえば10万円の収入保障保険に加入した場合。
期間が20年だとすれば、契約当初の保障金額はトータルで

10万円×12か月×20年間=2400万円

2400万円の保障になります。
でもあくまでも「毎月10万円」という決まりなので、トータルでもらえる金額はこのように変化していきます。

2年目 2280万円
3年目 2160万円
4年目 2040万円
5年目 1920万円
6年目 1800万円
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このように、少しずつ保障金額が減っていくのですね。そこだけ聞くと損したように感じてしまいますが、実際には必要な保障と言うのは年月とともに減っていくものですから、非常に理にかなった保障内容となっています。その分定期保険よりもさらに保険料が安く、

必要な保障を備えつつ格安な保険料で

ということが実現できる保険なのでおすすめです。

逓減定期保険

逓減定期保険というのは、保障金額が徐々に減っていく定期保険のことです。
「毎月いくら」という形ではないものの、徐々に保障が減っていくという形なので収入保障保険に似ています。

逓減定期保険の場合でも保険金の受け取りを「年金受け取り」にすることが可能なので、収入保障保険と同じく「お給料のように」受け取ることもできます。(ちなみに終身保険や定期保険でも年金形式で受け取ることはできます)

基本的にはよりニーズに合致しやすい収入保障保険の方がおすすめですが、加入期間や保障金額によっては逓減定期保険の方が良い場合もありますから、担当者に相談してみましょう。

学資保険は死亡保障です

学資保険というと子どもの教育費を準備するためのものですが、これは契約者(親)の死亡保障にもなるものです。

たとえば300万円の学資保険に加入していれば、万が一契約者が死亡した場合、保険料を支払うことなく300万円が受け取れますよね。ですから、学資保険の契約金額というのはそのまま死亡保障として考えることができるのです。

契約者に万が一のことがあっても子どもの教育費を減らさなくても良いようにするためには、学資保険をしっかりかけておくのが良いでしょう。
100万円程度の学資保険であれば教育費としても不十分ですし、死亡保障としても不十分です。もし、どうしても家計が苦しくて学資保険の金額を増やせないのであれば、万が一の場合の教育費は定期保険などで準備しておいてくださいね。また、今後ゆとりができたときには学資保険を追加契約する、もしくは定期預金を使うなどして教育費を準備するのはあ忘れないでください。

必要な死亡保障は終身保険と収入保障保険で!

死亡保障は、終身保険と収入保障保険を軸にして備えるのがおすすめです。

もし、本当に家計にゆとりがなく保険料を極力抑えたいというのであれば、収入保障保険だけでも良いかもしれません。

収入保障保険が必要な人は、主に子どもがいる人です。
子どもがいれば、配偶者が働けると言っても子どもを育てながら働くのは大変です。
遺族年金だけでは十分なお金がもらえるわけではありませんし、遺族年金で足りない分は収入保障保険で補いましょう。

たとえば家賃や生活費として1か月に25万円必要で、遺族年金で12万円程度受給できるのであれば、足りない分は13万円です。
残された配偶者が月に8万円程度稼げるのであれば収入保障保険は5万円分で足りますね。もし、残された配偶者には育児に専念してほしいと思うのであれば、10万円の収入保障保険に加入することになります。

そして、子どもの教育費については、学資保険に加入していてその金額が十分であれば、別途保険に入る必要はありません。
学資保険を使わずに定期預金などの貯蓄だけで教育費を貯めようとしている人は、必要と思われる教育費の分だけは「定期保険」に加入しておくようにしましょう。

それから終身保険。
終身保険は、一般的には「お葬式代程度」ということで200~300万円加入している人が多いと思います。
でも、お葬式は必ずしもそれだけのお金がかかるわけではありませんし、家計を圧迫してまで終身保険に加入しなくても良いでしょう。
ただ、終身保険は貯蓄性の高い保険ですから、将来解約して解約返戻金を自分の老後資金やなにかあった時のお金として使うこともできるので、そこまで家計が火の車だという場合を除いては、基本的には加入をおすすめします。

もし、現在加入している保険の死亡保障が過剰になっていたり不足しているのであれば、ぜひ見直しをしましょう。
定期保険を収入保障保険に変えるだけでも保険料は安くなりますし、終身保険の保険金額を減額することでも保険料は安くなります。
また、現在の保障が足りていない人でも、収入保障保険と少しの終身保険で備えればさほど保険料が高くなることはありませんから、いざというときに本当に役に立つ保険を準備しておきましょうね。

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