医療保険に給付金請求してから保険金が入金されるまでの期間

医療保険に加入しているのは何のためでしょうか?

万が一、入院や手術をしたときに、支払いに困らないようにするためですよね。

では、実際に入院や手術をしてから、給付金請求をしてどれぐらいで入金されるのでしょうか?

実は知らない給付金の請求方法

給付金の請求方法、実はよく知りませんよね?

何かしらの書類に記入して提出するんだろうな、とぼんやりとしか分かっていない人の方が多いと思います。

ですからここでは、給付金の請求方法を確認しておきましょう。

まず入院や手術をした場合は、請求の対象となる事柄が終わってから請求します。
つまり「来週手術をするから先に請求手続きをしておこう」ということはできないのです。
入院に関しては、退院するまでは何日入院することになるか分かりませんから、当然退院してから給付金請求をします。

ただし、長期にわたる入院の場合は、途中で請求することも可能です。
その場合はその時点までの給付金を請求し、残りは退院してから請求することになります。

給付金の請求をする際には、このような流れになります。

1.保険会社のコールセンターもしくは担当者に連絡する
2.送られてくる書類に必要事項を記入し、診断書を添えて返送する
3.保険会社が請求内容を審査する
4.指定口座に給付金が振り込まれる

まずは保険会社に連絡を

退院した、手術が終わった、というときには、まず保険会社に連絡します。
すると、給付金請求に必要な書類などを教えてもらえます。必要な書類というのは「診断書」のことですが、治療内容によっては診断書不要で「領収証」で代用できることもあるのでしっかり聞いておきましょう。
また、複数の保険会社と契約していて給付金の支払い対象になる保険が複数の保険会社にある場合は、それぞれの担当者に連絡します。診断書は他の保険会社のコピーでも可としているところもありますから、複数の保険がある場合はそれぞれの担当者に聞いてみてくださいね。

請求書類を作成する

担当者に連絡すると、給付金請求に必要な書類を送ってくれます。もしくは持参してくれる担当者もいます。

必要となる書類は「給付金請求書」と「診断書」です。
診断書は病院に持っていて、お医者さんに書いてもらいます。総合病院などの場合はその場ですぐに書いてもらえるわけでなく、数日かかることもあります。時間がかかる場合は郵送してもらうことも可能です。
診断書の発行にはお金がかかります。だいたい5千円前後ですので高いですが、ここは仕方のない経費だとしてあきらめましょう。

給付金請求書は不備があると手続きがスムーズにいかなくなりますから、記入漏れがないように注意し、押印漏れも無いようにチェックしてくださいね。

給付金の支払いには、「審査」がある

給付金請求書と診断書を保険会社へ返送すると、保険会社の方で審査をおこないます。
審査とはつまり、本当は入院してないくせに入院したことにしてお金をだまし取ろうとしていないかとか、不正がないかどうかをチェックするものです。
まともに請求している方からすれば不愉快な話ですが、中にはそんな悪い人もいるもので、保険会社が意地悪でしていることではないので許してあげてくださいね。

審査に通れば給付金が支払われる

審査に無事通過すれば、給付金が指定の口座に振り込まれます。
請求手続きをしてから、スムーズにいけば5日程度、だいたい1週間以内には振り込まれます。

ただ、もし不審な点があったりするとさらに入念な審査が行われるので、それよりも長くなってしまうこともあります。なかなかそんなことは無いのですが、たまたま運悪く疑われてしまうこともあり得ますので、1週間以内に入金されるかどうかはあまり期待しないようにしましょう。

ただ、給付金が支払われないこともあります。
それは、不正があった場合です。悪質な不正でなくても、たとえばもともと持病があったのに契約時に告知していなくて、そして今回持病が悪化して入院した、というような場合は、「告知義務違反」として給付金が支払われないこともあります。

もし、契約時に持病を隠してしまったとか、心当たりのある人は後からでも修正で告知はできますから自分から申し出るようにしましょう。何かあってからでは悪質な告知義務違反とみなされることもあります。

結局、給付金請求には何日かかるのか?

保険会社に給付金請求の書類を提出してからは、だいたい1週間程度で入金されるのが一般的です。
でも実際に退院してから給付金を受け取るまでにはどのぐらいかかるのでしょうか?

まず、退院したもしくは手術を終えた、というその日のうちに保険会社に連絡を入れれば、早ければ翌日には書類が届きます。
そしてその日のうちに病院へ行って、運よくその日のうちに診断書を書いてもらうことができれば、その日のうちに書類一式を保険会社へ返送することができますね。

そして、それから約1週間で入金されるとしたら、最短では退院から8日後に入金されます。

給付金請求に時間がかかってしまいやすいのは、診断書がなかなか書いてもらえない、というケースです。さすがに1週間もかかるようなことはないとは思いますが、お医者さんも忙しいので、なかなかその日のうちには書けないことは多いです。
ここで時間がかかるとそれだけ給付金が振り込まれるのは遅くなってしまいますね。

また、早くに給付金が欲しいなら、自分自身も迅速に動くことが重要です。
病み上がりなどであまりテキパキ動けないこともあると思いますが、早く給付金が欲しければ、すぐに保険会社に連絡して、そして届いたらすぐに記入・押印してしまいます。
「あ、ポストに投函するの忘れてた~」なんていうことも無いように、さっさと提出してしまいましょうね。

結局、病院の窓口では自腹で払うってこと?

このように、給付金請求をしてから手元に入金されるまでには、少なくとも1週間はかかります。ですから、退院するとき、手術を終えたとき、窓口ではいったん自分で支払わなくてはなりません。医療保険と言うと医療費を補てんできる保険だと思いがちですが、実際には医療費は自分で支払って、その分減った貯蓄を補てんする、というようなケースが多いのではないでしょうか。

つまり、まとまったお金がなければ病院の窓口であたふたしてしまうということですね。

ただ、もしあらかじめ医療費が高額になることが分かっていれば、「高額療養費限度額認定証」を入手しておけば、窓口負担額は1か月あたり8万円程度に抑えられます。(一般的な所得の人の場合)

また、高額療養費制度には「貸付制度」があり、とりあえず建て替えなければならない分の医療費を貸付してもらうこともできるので、役所、もしくは勤務先に確認してみましょう。

さらに、病院でも分割払いを認めているところはありますし、クレジットカードが使える病院もありますから、事前に確認しておくと良いでしょう。
なんにせよ、まとまったお金が無いからと言って殺されることもなければ警察に突き出されることもありません。
もちろんわざと払わないのはダメですが、緊急入院などで本当にお金が用意できない、という場合は相談に乗ってもらえるので、あまり心配しすぎないでくださいね。

また、「医療保険に入っているから大丈夫♪」とは思わずに、普段から、せめて10万、20万円程度はすぐに使えるためのお金を残しておくようにしましょうね。

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