「プロが選ぶ」保険ランキングはあてにならない!

インターネットや雑誌などで、生命保険の特集をしてることがあります。

よくあるのが、「プロが選ぶおすすめの保険」「プロが入りたいと思う保険」などです。

ここで言う「プロ」というのは、ファイナンシャルプランナーであったり経済評論家であったり、要はお金のプロや保険のプロです。

わたしたちがそういった記事を見ると、「プロがおすすめって言ってるんだから間違いない!」と思ってしまいますよね。

「え?それのなにがいけないの?」と思われるかもしれません。

実は、プロがすすめる保険が、必ずしもわたしたちに合った保険とは限らないのです。生命保険って、難しいですよね。

基本的な構造や内容はシンプルなものなんですが、必要な保障額を考えたり、必要な期間を考えたりすると自分では考えがまとまりませんし、さらにどこの保険会社を選べばいいのか、ということでも悩んでしまいます。

そこで、こうしたプロが勧める商品を、プロが勧めるプラン通りに契約してしまう人はけっこう多いようです。

たしかに、プロが選ぶ商品には良いものが多いです。たいていプロが選ぶ保険の上位にはカタカナ生保や外資系、ネット系生保などがランクインしていて、逆に評価が低いのは国内生保です。基本的には、間違いありません。

ただ、プロは、当然知識が豊富で業界の内情にも詳しいですから、上手に保険を使いこなすことができます。

たとえば終身保険でも、低解約返戻金タイプの変額終身保険を上手く使いこなして教育資金に充てたり、老後資金として使ったり、ということができます。

でも、保険の素人の場合は、自分ではそのように上手に使いこなすことはできません。終身保険なら、一般的な終身保険を300万円程度、お葬式代として持っておく、ぐらいのことしかできないのです。

終身保険を上手に使いこなすには、いくらの終身保険を、いつまで継続して、いつ取り崩すのか、ということまで知っておく必要があります。保険代理店などではそんな終身保険の使い方を教えてもらえますが、その通りに実行することはできても、もし途中で想定外のことが起これば、臨機応変に対応することはできません。

たとえば契約してから十数年後に転職をして生活が苦しくなった場合、その保険を無理にでも継続するのが良いのか、それとも解約するのか、減額して解約金の一部を受け取るのが良いのか、また、契約者貸付制度を利用して乗り切るのが良いのか。そういった判断はできない、ということです。

保険のプロの場合は、そういった判断も含めてすべて知識と経験を持ち合わせているわけですからいくらでも対処できますよね。

保険のプロであれば、保険をとことん使い倒すことができますが、素人には無理、というわけです。だから、プロが選ぶ保険を鵜呑みにしてはいけないのです。

保険のことがよく分からなければ、保険代理店や保険会社の担当者に相談することはできます。でも、一般的な外交員や代理店のスタッフでも、十分な知識を持ち合わせているとは限りません。

雑誌などで活躍する保険のプロがなぜ雑誌で活躍しているかというと、それは「プロ中のプロ」だからです。一般的な保険外交員よりもはるかに知識が豊富だからこそ、雑誌で活躍できるということです。

だから、雑誌に載っているような契約の仕方を真似しても、自分ではその仕組みが理解できておらず、保険の担当者も実は良く分かっていない、ということは珍しくありません。

ですから、プロが選ぶ保険というのは、「プロが勧めているのだから」という理由だけで契約してはいけないのです。
それでも、やはり保険は難しいので、何か参考にしたくなるものですよね。

そんな場合には、もちろんプロの意見を参考にすることは大切です。問題は、「プロが勧めているから」という理由だけで安易に選択してしまうことです。そうなればとうてい使いこなすことができませんから、結果的には損してしまう可能性もあります。

正しい保険選びをするには、プロが勧める保険を参考にして、その保険の内容をじっくりと調べることが重要です。じっくり調べて、分からないことがあればその保険会社のコールセンターに問い合わせるなどして、とことん調べるようにしましょう。

それで内容が理解できれば、契約しても良いと思います。でも、いくら調べてみてもよく分からない、という場合は無理に契約しない方が良いでしょう。自分で理解できない保険を契約していても、その保険を十分に活かすことはできませんし、それならプロが勧める保険ランキングに入っていなくても、自分でちゃんと理解できる内容の保険に入った方がよほど有益な契約となるでしょう。

ただし、プロが「おすすめしない保険」については、避けるのが無難です。プロがおすすめしない保険、プロが入りたくない保険というのは、素人のわたしたちにとっても良くない保険であることが多いのです。保険を選ぶ時には、参考にしてくださいね。

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