月々5千円ぐらいで学資保険に入りたい

近年は、晩婚化が進んでいると言われています。

生物学的な出産適齢期は22歳ぐらいと言われているのに対して、女性の平均初婚年齢は28.6歳、第一子出産年齢は29.7歳となっています。(平成22年度「出生に関する統計」より)

また、雇用状況は少し改善してきたものの、完全失業率は4.2%(平成25年3月現在)となっています。

一般的には、若い夫婦の場合は貯蓄が少ないので、「学資保険でコツコツ積み立てましょう」というようなことが言われるわけですが、20代前半もしくは10代の若い夫婦に限らず、30代の夫婦でも、貯蓄が少ない家庭は多いのではないでしょうか。

今の30歳前後の人たちの場合は、親が学資保険に入ってくれていれば、高い予定利率によって、少ない保険料でたくさんの学資金を受け取ることができた世代です。

でも、一方で、その後のバブル崩壊、失われた10年、サブプライムローンをきっかけとする世界同時不況、東日本大震災などの影響で、思うように稼げない、就職が無い、給料がカットされた、というような不遇を味わっている世代でもあります。

20代では、自身が奨学金の返還中、という人も多く、返還が困難な状態になっている人も増加していることが問題となっています。

そんな中で、子どもの教育資金を確保するのは、簡単なことではありませんよね。

正規雇用も減っている中で、一昔前のように「男は仕事、女は家事育児」ということも難しく、共働き世帯も多いですよね。
ただ、昭和よりも以前の日本を考えると、日本人の大半は農民だったわけですから、男性も女性も同じように働いていた時代の方が長かったんですよ。

共働きに対する抵抗がまだある人もいますが、それよりも、経済的に困窮している状況を改善するように努めた方が良いでしょう。

さて、お金にゆとりが無い中で、学資保険への加入を考えている人は、保険料を基準にして考える人が多いようです。「月々5千円ぐらいで学資保険に入りたい」という感じですね。

でも、学資保険、ひいては教育資金を貯める場合には、月々の金額ではなく、目標金額を基準にして考えなければいけません。

月々5千円ずつ貯蓄したとしても、単純に貯められる金額は、18年間で108万円です。学資保険に加入した場合、たとえば返戻率が高くて人気のアフラックの学資保険では、月々4,988円で、120万円受け取れるようなものになります。(契約者が30歳男性の場合)

ただ、120万円では、国立大学の学費すらまかなえません。学資保険は途中で解約すると損になりますから、無理のない金額に設定しておくのは重要なことですが、必要な教育資金が確保できないのであれば、意味がありません。

本当に、月々5千円しか出せないのか、よく考えてみましょう。特に結婚して間もなく、今まで貯蓄をしてこなかった人の場合は、家計に無駄があることも多いです。

家計のムダで大きいのは、固定費です。たとえば通信費。

夫がドコモで妻がau、というように会社が別々の場合は、一緒にすることで割引が大きくなりますよね。また、プランの見直しも有効です。ショップに行けば最適なプランを教えてもらえますから、何年も同じプランにしている人は、相談してみてくださいね。

そして、パソコンがあっても、趣味でネットをするぐらい、というような状況なら、ネットはスマホでして、パソコンを手放す、というのも手です。

こまかい節約では、外食を減らす、こまめに電気を消す、バスや電車は、回数券を購入するなど、こまかい節約でも1か月で数千円浮かせることもあります。

5千円の保険料では120万円の学資保険しか入れなくても、倍の1万円が捻出できれば240万円準備できることになりますよね。

一方、収入を増やす努力も必要です。お子さんがある程度大きくなってからパートに出る、という人は多いと思いますが、少しずつでも、子どもが小さいうちから働くのも効果的です。

子どもが幼稚園に行っている短時間のあいだでもアルバイトができれば、収入は増えますよね。仮に週3回、時給800円で、ファミレスのランチタイムの3時間だけ働いたとしましょう。

すると1日2,400円、13日間ありますから31,200円の収入になります。この収入なら源泉徴収もされませんし、扶養の範囲内なので旦那さんの税金も上がりません。まるまる貯蓄に充てることができれば、幼稚園の3年間だけでも100万円以上貯まるんです。

もし、今は5千円が限界、という場合でも、それで「学資保険に入ってるからとりあえずは安心」とは思わずに、早めに貯蓄額を増やして

しっかり目標金額が貯められるように、がんばりましょうね。

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