もう個人年金保険で悩まない!個人年金保険の仕組み・加入すべき人

あなたは、個人年金保険に興味がありますか?老後資金を準備する方法として人気の個人年金保険ですが、やはり加入しておいた方がいいのでしょうか?

個人年金と言っても、期間や金額などが選べます。

【受取期間】

個人年金には、有期年金と終身年金の2タイプがありますが、有期年金の方が一般的です。終身年金とは、公的年金と同じように一生もらえる年金ですが、その分年金保険料も高額になりますし、負担が大きいです。(長生きできればお得なんですけどね)
有期年金では、「確定個人年金」と呼ばれるものが一般的。もらえる金額が確定している年金のことです。期間は5年・10年・15年あたりが一般的で、特に多いのは10年間の確定個人年金だと思います。

受取期間は契約時に決めますが、受け取り時に変更することもできるんですよ。一括で受け取ったり受取期間を短くする場合は、確定金額よりも受取金額が少なくなります。(保険会社が運用で増やせる期間が短くなるため)
逆に、受取期間を長くしたり、受取時期を「65歳ではなく70歳からにする」と延期した場合は、受取金額が多くなります。

【年金年額】

個人年金契約時には、年金年額を決めます。たとえば、年金年額60万円の個人年金であれば、1か月あたり5万円、という計算になります。そして、年金年額60万円、10年間の確定年金の場合は、総額で600万円受け取れる、ということになりますね。

ただ、これは「老後の生活費、年金だけでは5万円不足するから」という決め方をしてはいけません。

10年間の確定年金で年額60万円の個人年金を契約しても、1か月あたり5万円の上乗せができるのは10年間だけ。60歳から70歳まではそれで生活がしていけても、70歳以降は毎月5万円不足することになってしまいますよね。どうしても毎月5万円ぐらいの上乗せが必要だという場合は、受取期間以降のことも計算に入れて年金年額を決定しましょう。

10年間で契約する場合は70歳以降、平均寿命まで15年程度ありますから、年金年額150万円程度の個人年金に加入しておかなくてはなりません。

【途中で死亡した場合の死亡保険金】

個人年金は老後資金を準備するための保険ですが、もし途中で死亡した場合はどうなるのでしょうか?

まず、年金受け取りの前、つまり、保険料を支払っている途中で死亡した場合。
この場合には、それまでに払い込んだ保険料に相当する金額が死亡給付金として支払われることになります。

次に、年金受け取り中に死亡した場合。
この場合には、残りの年金に相当する金額が一括で支払われますが、年金の金額よりも、少し減ります。(年金を前倒しや一括で受け取った場合と同じで、保険会社が運用できる期間が減るためです)

個人年金保険料控除が使えます

個人年金保険に加入すると、個人年金保険料控除が使えるようになります。
生命保険に加入している人は、年末調整の際に生命保険料控除の書類を提出することによって少し所得税が安くなりますよね。

個人年金保険も生命保険の一種ではありますが、保険料控除では生命保険とは別枠で計算できます。平成24年以降に契約した保険であれば、通常の生命保険・医療保険などの場合は「生命保険料控除」として最大4万円控除されます。そして、個人年金保険に加入していれば、別枠で「個人年金保険料控除」として最大4万円が控除できるので、合計8万円まで控除を受けることができるんですね。(介護保険に加入していれば、さらに別枠で4万円控除できますよ)

※平成24年より以前に契約した保険であれば、それぞれ最大5万円まで控除できます。

貯蓄が苦手な人は個人年金へ加入しよう

個人年金は、金融商品として特別優れたものでもありませんが、老後資金を貯める手段としては確実性が高く、簡単に老後資金を貯められるのでおすすめです。

特に、貯蓄が苦手だという人は、ぜひ個人年金保険を活用して少しずつ老後資金を貯めておきましょう。若いうちから個人年金保険に加入しておけば保険料も安いのでおすすめです。

ただ一方で、貯蓄が得意だという人には、あまりおすすめとは言えません。貯蓄が得意な人・経済に興味があって好きな人、株式投資など、自分で資産運用をしている人などの場合は、もっと効率の良い貯め方・増やし方がありますよね。個人年金保険は手堅い方法ではあるものの、インフレリスクにも対応できませんし、あえて選ぶ必要はないでしょう。(インフレリスクに限って言えば、変額個人年金もあるので興味がある人はどうぞ)

多くの人は、そこまで資産運用をしたり、戦略的にお金を貯めたり増やしたりできるわけではありませんから、やはり個人年金保険に加入して手堅く老後資金を貯めていくのがいいと言えるでしょう。

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