学資保険をお得に契約する条件とは

学資保険は子どもの教育費を準備するための保険ですから、少しでもお金が貯まりやすいものを探したい、というのは当然です。ただ、お得な学資保険というのは人によって変わってきますから、どこの保険会社がお得、ということは一概には言えません。

契約条件によって返戻率は変わる

学資保険を契約するときに重視したいのが返戻率です。支払った保険料に対していくらの学資金が受け取れるか?つまり、貯金に対してどれぐらい利息がつくか?というのを見るのが返戻率です。返戻率が高いほど、お得な学資保険だと言えます。

返戻率100%の保険だと、支払った保険料と受け取れる学資金が同じということ。100%未満の場合はいわゆる「元本割れ」の状態で、受け取れる学資金の方が少なくなる、ということです。学資保険のパンフレットなどを見ていると、110%を超えるような学資保険も少なくありません。返戻率が110%の学資保険なら、100万円の保険料に対して110万円受け取れる、ということになりますね。

ただ、パンフレットに書かれている返戻率というのは、誰にでも適用されるものではありません。一般的には、子どもが生まれてすぐ、0歳の時点で加入した場合の返戻率が掲載されています。0歳のときに加入すれば、大学入学までは18年間あります。ところが、もし5歳で加入したとすれば、大学入学までは13年間。保険会社が資金を運用できる期間が減ると、お金を増やしにくくなるので返戻率も下がってしまいます。

つまり、保健会社のホームページやパンフレットに書かれている返戻率だけを見ても、本当の返戻率は分からないということ。微妙にではありますが、契約者の年齢や性別によっても返戻率は変わってきますし、正しい返戻率を知るには、見積もりをとるしかありません。

保険会社によっては、公式サイトからシミュレーションができる場合もありますが、シミュレーションできない場合は資料請求をして、契約者の年齢や子どもの年齢をもとにプランを作ってもらう必要があります。

学資保険をお得に契約するには、返戻率が高い学資保険をいくつかピックアップした上で、今の年齢ではどこの保険会社が一番返戻率が高くなるのか、というのを確認するのが大切です。

特約はつけない

生命保険にはさまざまな特約を付けられますが、学資保険の場合も特約を付けられます。子どもが入院したときなどの医療保障や、親が死亡してしまった場合の育英年金など。

特約を付けるとその分特約保険料がかかります。返戻率が低く元本割れしているような学資保険は、特約が付いているせいで返戻率が下がっているだけなので、別に損をしているわけではありません。

ただし、学資保険には特約は付けない方がいいでしょう。子どもの医療保障は別途医療保険や共済に加入しておけばいいですし、その方が細かくカスタマイズできるので無駄な保険料を抑えることができます。親が死亡した際の育英年金についても、親自身の生命保険を充実させておく方が無駄なく死亡保障を準備できます。

お得度の高い学資保険はもとから特約がついていないものが多いので、そういうモノを選ぶといいでしょう。

クレジット払いにする

生命保険の保険料をクレジットカードで払うと、クレジットカードのポイントが付いてお得です。

月々15,000円の学資保険に加入すると、受け取れる学資金は360万円ほどになります。20万円近く利息が付くという計算です。この保険料をクレジット払いにした場合、どれぐらいポイントが付くと思いますか?

ポイント還元率が1%のカードなら、18年間で32,400円分のポイントが付きます。学資保険の返戻率が実質1%ほど上がると言えますね。

ただ、クレジット払いができる学資保険というのは限られています。クレジット払いにこだわると返戻率が高い学資保険を選べなくなることもあるので注意が必要です。返戻率が高く、かつ、クレジット払いができる学資保険を選べば、ポイントがたくさんついてお得になりますよ。

10歳払い済みにする

学資保険は、通常は子供が18歳になるまで支払いが続きます。中学入学時や高校入学時にもお祝い金が受け取れるものもありますが、あくまでも支払いは18歳までで、大学入学時にまとまった学資金を受け取るのが基本です。

でも、最近は10歳払い済みの学資保険も登場しました。
これは、学資金を受け取るタイミングは従来通りでも、保険料の支払自体は10歳で終わらせるというもの。トータルで300万円の保険料であっても、10歳までに支払ってしまえばあとの8年間は300万円を丸々運用することができ、それだけお金を増やしやすくなります。そのため、10歳払い済みの学資保険は返戻率がぐっと上がるんです。

早くに払い終わる分月払保険料自体は高くなりますが、子供が塾などで教育費がかさんでくる小学校高学年以降は学資保険の保険料を支払う必要がなくなるというメリットもあるので、ぜひ検討してみてくださいね。

全部を10歳払い済みにするのが予算的に厳しい場合は、半分を10歳払い済みに、もう半分を18歳払い済みに、と2つ学資保険を契約するということもできますよ。

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