定期保険に加入するなら「逓減定期保険」か「収入保障保険」を選ぶべきです!!

定期保険は生命保険のうち、死亡保険といわれる保険の一種です。では、定期保険はどういう人に向いている保険なのでしょうか?

一定期間だけ保障が必要な人におすすめの保険

生命保険は、ライフステージに応じて保障内容を変えていく必要があります。定期保険は、その中でも子育て中の人にこそ必要な保険だと言えます。

定期保険は、その名の通り保険の期間が定められていて、期間内に死亡すれば保険金が支払われ、期間内に死亡しなかった場合は何も保険金が支払われません。いわゆる「掛け捨て」の保険となります。

  • 期間内に死亡しなければ保険金が支払われない
  • 掛け捨てになる

といったことはデメリットのように思われるかもしれません。「それなら、確実に保険金が受け取れる保険に入りたい」「掛け捨てでない保険がいい」と思う人が多いんですよね。

でも、確実に保険金が受け取れて掛け捨てでない保険というのは、無駄が多い保険なんです。

確実に保険金が受け取れる保険とは?

確実に保険金が受け取れて、掛け捨てでない保険というのは定期保険にはありません。終身保険や養老保険が、「確実に保険金を受け取れて掛け捨てでない保険」だと言えます。

しかし、これらの保険は確実に保険金が受け取れる代わりに、保険料が高いです。安い保険料で確実に保険金を受け取れるとしたら、保険会社はその保険金をどのように準備するのでしょう?保険会社はボランティアではないのですから、保険金として支払う分は保険料収入の中から捻出します。つまり、確実に保険金が受け取れる保険というのは、保険料が高いのです。

契約時期等によっても変わりますが、掛け捨てでない保険の保険料は普通に貯蓄するのと変わらないぐらいの保険料になります。もし、3000万円の養老保険に20年間加入したとしたら、保険料は月々12万円ぐらいになります。もちろん、これが払える人であれば加入してもかまわないのですが、普通はそんなバカ高い保険料を払おうという人はいないでしょう。

終身保険や養老保険というのは、基本的にはもっと少額の保障額にするものです。そして、2000万、3000万といった大きな保障を必要としているときには、掛け捨てで保険料の安い「定期保険」を選ぶといいんですよ。

逓減定期保険と収入保障保険

定期保険の基本的な形としては、「一定期間、決まった保障がされる」という内容です。3000万円の定期保険を20年間契約したら、明日死んでも来年死んでも、10年後に死んでもいつでも3000万円を受け取ることができます。

ただ、今3000万円の保障が必要な人でも、10年後に同じ保障が必要でしょうか?

子供が生まれたばかりのときが、人生で一番大きな保障が必要なときです。子供が生まれてから、子供が成長して自立するまでは定期保険に加入しておく必要があります。

もし、子供が0歳のときに親が死亡してしまえば、少なくとも20年間分の保障が必要です。遺族年金などの収入を差し引いてそれでも年間120万円が不足すると予想される場合、20年間だと2400万円の保障が必要だということになりますね。

しかし、子供が2歳のときに親が死亡すれば、18年分の保障があれば足りますから、年間120万円×18年間で2160万円の保障があれば足りるということになります。10年後であれば1200万円、15年後であれば600万円、というように、年々必要な保障というのは減っていきます。

にも関わらず、ず~っと2400万円の定期保険に加入うしておく必要があるでしょうか?「もらえる保険金は多い方がいい」と思われるかもしれませんが、保険金がずっと多いままということは、保険料も高いということです。

このように、年々減っていく必要保障額に合わせて保険を持てるように、「逓減定期保険」というものがあります。逓減定期保険は毎年少しずつもらえる保険金が減っていく定期保険のこと。保険料も下がっていく、というわけではないのですが、あらかじめ設定されている保険料が普通の定期保険よりも安く、その安い保険料が期間中ずっと続きます。

さらに、この逓減定期保険と同じような機能を持った保険が収入保障保険です。そして、収入保障保険が、もっとも合理的で分かりやすい定期保険だと言えます。

収入保障保険は、「2400万円」とか「1200万円」といった保険金を受け取るのではなく、「毎月10万円」というようにお給料のように保険金を受け取ることができる保険です。

月額10万円の収入保障保険に20年間加入する場合、もし加入後すぐに死亡すれば10万円×12か月×20年間なので合計2400万円受け取ることができます。でも、翌月に死亡した場合は1か月分減るので、2390万円になります。このように、月単位で保険金が減っていくので、より実態に即した保障になっていて、保険料も安いんです。

たまに、「それでも保険金が多い方がいい」と言って定期保険を契約する人もいるのですが、本来必要でない保障にまで保険料を支払ってまで、多くの保険金を受け取る必要はありません。

無駄なく賢く保険に入るなら、ぜひ収入保障保険を使いましょう。ちなみに、筆者は収入保障保険に加入しています。そして、その数年後に保障を上乗せするために逓減定期保険に加入しました。(上乗せしたい保障が条件的に収入保障保険では難しかったため)

基本的には収入保障保険に加入して、状況応じて逓減定期保険も使う、というやり方がもっとも無駄のない定期保険の入り方だということを覚えておいてくださいね。

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