加入してると損をする!?国内生保はどうして保険料が高いの?

みなさんは、「国内生保」という言葉をご存じでしょうか?ファイナンシャルプランナーや生命保険に詳しい人ならよく知る言葉です。

これは、基本的には「国内漢字生保」を指す言葉として使われています。その意味は、国内資本の保険会社で、さらに会社名が漢字の保険会社を指しています。

国内漢字生保の特徴

国内漢字生保とは、「日本生命」「明治安田生命」といった、みなさんがよく知る保険会社のことです。明治時代に創業し、老舗保険会社として今でも多くの顧客を抱えています。

一方、国内生保でもカタカナ生保・ひらがな生保があります。「ソニー生命」「オリックス生命」、それから「あんしん生命」「ひまわり生命」などですね。

さらに、外資系としては「メットライフ」「アフラック」などがあります。

国内漢字生保の特徴としては、とにかく保険料が高い、ということが挙げられます。さらにはプランナーが基本女性ばかりというのも特徴ですし、GNPと言われる「義理」「人情」「プレゼント」によって契約を獲ろうとする傾向は未だにあります。商品はいろんな保障がセットになった「パッケージ商品」が基本です。

一方、カタカナひらがな生保や外資系の生保の場合は、保険料が安いということや、パッケージではなく単品売りなので自分に合った保障を組み合わせて契約することができる、という特徴があります。また、男性プランナーが多く、通販での契約も多いのが特徴になっています。国内漢字生保に比べて、合理的な保険会社だと言えるでしょう。

こうして見てみると国内漢字生保は「いいとこなし」のように思えます。では、どうして国内漢字生保の保険料はこんなに高いのでしょうか?

アフターフォローは国内漢字生保が強い

国内漢字生保では、数万人規模のプランナーが在籍しています。一方、それ以外の保険会社だと数千人規模です。たとえば、メットライフ生命の従業員数が9,709人であるのに対して、日本生命は70,806人となっています。(どちらも2014年3月現在)この数字は全体の従業員数なのでプランナー自体の数はもう少し少ないですが、これだけの差があるのは驚きです。

国内漢字生保はプランナーの数が圧倒的に多く、それだけ顧客に対するアフターフォロー体制が整っていると考えることができます。実際に国内漢字生保の保険に加入している人の中には「全然そんなことないよ!」という人もいるかもしれませんが、外資系に比べれば、フォロー体制は全然違います。

国内漢字生保では、「ご契約内容確認活動」などと言って、年に1回はプランナーがお客様のところを訪問して契約内容の確認に行く、という取り組みをしています。(実際には連絡がつかない人には郵送と電話で済ませますが)
でも、契約者全員を毎年訪問するというのは、プランナーの数が多くないとできません。つまり、国内漢字生保以外ではとてもできることではないのです。

年に1回訪問することによって契約内容を確認してもらったり、保険金の請求漏れが無いかを確認してもらったりできるので、顧客にもメリットがあります

人件費がかかっている

このように、これだけプランナーの数が多いということは、それだけ人件費がかかるということです。国内漢字生保の保険料が高い理由は、人件費がかかっているからだと言えるのではないでしょうか。

どのような業種でも言えることですが、人件費が一番高いものです。飲食店でもケーキ屋さんでも、人件費を抑えれば価格を安くできますし、人件費が高ければ価格も高くなってしまいます。

国内漢字生保は保険料が高いために「儲けすぎ」などと言われることもありますが、実際には顧客に還元されている部分も多いです。

生命保険について詳しい人にとっては、正直国内漢字生保に加入するメリットはあまりありません。でも、生命保険について詳しくなくて、契約内容を理解できないという人にとっては、国内漢字生保に加入するメリットもあります。筆者としてはそれでも手間暇をかけて自分で調べて格安な保険に入った方が得だとは思いますが、そこまで時間がとれない人は、国内漢字生保に入る意味もあるのではないかと思います。

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