「最悪の事態」を考えた場合の生命保険

あなたは、生命保険に加入していますか?
生命保険の世帯加入率は90.5%です。(平成24年の調査)大半の人は何かしらの生命保険に加入しているわけですが、本当に充分な保障を用意できているものでしょうか?

今回は、生命保険の考え方に関するお話をしたいと思います。

生命保険が必要ないと思う人の考え方

生命保険は、必ずしも加入しなければならない、というものではありません。中には、生命保険がなくても大丈夫な人もいます。たとえば、十分な資産があって、病気になってもケガをしても、ケガの後遺症が残ったとしても、お金に困ることが無い人であれば生命保険は不要ですね。

また、生命保険がまったくいらないというわけでなくても、少しの保険だけで十分、と考える人もいます。

たとえば、「病気で入院したとしても、高額療養費もあれば傷病手当もあるし、公的な保障が充実しているから医療保険に入る必要はない」という考え方です。確かに、平均的な入院日数は1か月程度となっていますし、高額療養費があれば1か月の負担は10万円程度、さらに仕事を休んでも傷病手当が受給できますから、収入減の分の補てんを考えても20万円程度の蓄えがあればなんとかなりそうです。

死亡時の保険についても、このように考えることができます。
「お葬式はしなくていいからお金はかからない。遺族年金もあるし、日本には生活保護制度もあるんだから、生命保険に入らなくても大丈夫では?」と。

たしかに、生命保険に加入していなかったとしても、日本では遺族が路頭に迷うようなことはないでしょう。

でも、本当にそうなのでしょうか?

最悪の事態を考えてみよう

生命保険に加入していなくてもなんとかなる。そう考えて加入していない人もいると思いますが、本当になんとかなるものでしょうか?

大きな病気になって、長期入院になってしまっても、お金は足りるでしょうか?長期入院になると高額療養費の限度額も引き下げられるので支払金額自体は少なくて済みますが、それでも毎月数万円単位でのお金が必要になります。さらに、家賃や光熱費等の生活費も必要です。

傷病手当は実際には給料の6割程度しか支給されませんが、それも最長1年6か月間で、それを超えると一切支給されません。なによりも、それだけ長期間の入院になれば、仕事も退職せざるを得ない状況になり、退院後に仕事が見つからない、という可能性すら出てきます。

また、長期入院でなくても、入退院を繰り返すことになってしまったり、定期的な検診が必要な病気になって、仕事を続けられなくなることもあります。

このように、ネガティブに考えていくと、とても「生命保険は必要ない」とは言えなくなってくる状況が想定されます。生命保険は、目に見えるものではないのでお金のムダのようにも思えてしまいますが、実際には加入していたことで助かったという人もたくさんいるのです。

生命保険には必ず加入しなければならないというわけではありませんが、楽観的にではなく、「最悪の場合でもやっていけるか?」ということも考えた上で、加入するかどうかを考えた方がいいのではないでしょうか?

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