個人年金や終身年金に入るメリット「税の繰り延べ」とは?

生命保険は、ただ万が一の保障をするだけはなく、資産形成をするという機能もあります。資産形成とは、つまりは貯金。生命保険を使ってお金を貯めることができるというわけですね。

お金を貯めるなら、銀行に預金する、投資信託で積み立てるなど他のやり方もありますが、生命保険を使った資産形成には、税の繰り延べができるというメリットがあります。

では、「税の繰り延べ」とは何のことでしょうか?

預金の場合の税金は?

お金をためるなら、多くの人は銀行口座に預金すると思います。でも、銀行にお金を預けていると税金がかかるってご存じですか?

預金には利息がつきますが、利息には税金がかかります。利息は利子所得という所得になるので、これに対して所得税がかかっているわけですね。利率は基本的には20%で、2037年までは復興特別所得税が上乗せされて20.315%となっています。

一般的な収入の方であれば、お給料から引かれる所得税は10%程度ですから、利子所得の所得税はちょっと高いですね。

預金の金額が少ないと利息も微々たるものなのであまり気にしていない人が多いと思いますが、預金が増えてくるにつれ利息も増えますし、税金として引かれる金額もバカになりません。1000万円に年率0.1%の利息がつけば1万円になりますが、源泉分離課税によって8千円しか利息が付かないことになります。

ネット銀行などでは利率が高いところも多いですが、利率が高いほど、源泉分離課税で引かれるお金も増えてしまいます。

さらに、預金の期間が長いほど受け取れる利息は多くなります。長年にわたってコツコツお金を貯めていると預金につく利息も無視できないぐらい大きくなってきますが、その分税金として引かれる分も増えてしまうと思うと損な気がしますね。

【まとめ】
銀行預金だと……

  • 預ける金額が多いほど
  • 銀行の利率が高いほど
  • 預ける期間が長いほど

利子所得として課税されるお金が増えてしまう、というわけですね。

生命保険なら税金を払わなくていい!?

一方生命保険の場合、利息としてお金を受け取るわけではありません。保険会社があらかじめ見込んだ運用利率にしたがって、保険料の割引がされています。

つまり、利子所得として利息を受け取るたびに課税されることは無いのです。

ただ、税金を払わなくていいというわけではありません。生命保険の場合は、受け取り時に税金を納めることになっています。一般的には所得税になりますが、契約状態によっては贈与税や相続税になる場合もあります。

受け取り時まで税金を払わなくていいということは、実は得なことなんです。単純に支払うタイミングが遅いというだけではありません。

お金は、複利で増えていきます。複利というのは、もともと持っていたお金に利息がつくと、翌年は元金+利息に対してさらに利息がつく、というような仕組みです。(年複利と言います。)

でも、源泉分離課税されてしまうと、利息が目減りしてしまいますからそれだけ増え幅が減ってしまいますよね。貯蓄の複利効果というのはとても大きいものです。所得税として20%引かれていると、何十年も経つと大きな差になってしまいます。

個人年金保険や終身保険といった貯蓄性の高い保険の場合は、普通の預貯金と同じようにお金が貯められるだけでなく、税の繰り延べができるという魅力もあるということを知っておいてくださいね。

ちなみに、受け取り時にかかる税金は、所得税に該当する場合が多いと思いますが、利子所得ではなく一時所得としての課税となるので、非課税特典などがあり利子所得の所得税よりも少ない税額で済むのも魅力です。

長期的な貯蓄の場合は特に、生命保険を使った資産形成を取り入れてみてくださいね。

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