「生命保険の見直し」で解約してもいい保険・ダメな保険

生命保険は定期的な見直しが必要です。スマホのように新しいiPhoneが出るたびに買い替えるような必要はありませんが、家族構成が変わったり仕事が変わったりと生活が変わるタイミングでは必ず見直しが必要になります。

生命保険の見直しをする際には今まで契約してきた生命保険を解約して新しい保険に入り直すこともありますが、場合によっては解約しない方がいい生命保険もあるんです。

見直し時に解約してもいい生命保険とは

生命保険を見なおす際に解約しても問題が無いのは、定期保険や医療保険など掛け捨ての保険です。

とは言え、基本的にはどんな生命保険でも途中で解約すると若干損になることになるので、よほど魅力のある新しい保険が現れない限りは、安易に解約しない方がいいでしょう。

今の生命保険がニーズに合っておらず、増額や減額と言った手段を用いてもどうしようもない、という場合は解約して、新たな生命保険に加入しなおしましょう。

ちなみに、定期保険には逓減定期保険や収入保障保険も含まれますし、医療保険にはがん保険やいわゆる女性保険と呼ばれるものも含まれます。

見直し時に解約してはいけない生命保険とは

いくら生命保険を見なおすと言っても、安易に解約してはいけないのは、終身保険、養老保険、個人年金保険、学資保険です。こういった貯蓄性の高い生命保険の場合は、途中で解約してしまうと大幅に損してしまう可能性が高いんです。

これらの生命保険には解約返戻金が貯まりますが、解約返戻金というのは今まで支払った保険料が全額返ってくるわけではありません。生命保険の保険料には保険会社が契約を維持する上で必要となる「手数料」に相当する部分も含まれているため、解約返戻金として返ってくるお金の方が少なくなるのです。それが数百円レベルであれば我慢もできますが、数千円、数万円といったレベルで損になることも珍しくありませんから、途中で解約しない方がいいのです。

こういった貯蓄性の高い生命保険を解約するのは、「新しい保険に入り直した方が同じ保険料でも大幅に受け取れる金額が増える。」というケースのみです。ただ実際にはそんなことはまずありませんし、今後またバブルが訪れない限りは、今後もそのようなことは無いと思われます。

貯蓄性の高い保険を解約させるプランナーに注意!

貯蓄性の高い生命保険をお客様に解約させようとするプランナーは、基本的にロクなもんではありません。ただ、あなたの保険を新しくして自分の成績を上げたいだけだと言えます。ただ悲しいことに、そういったプランナーはたまにいます。せっかく解約返戻金が順調に貯まっていた良い保険を安易に解約させて、大幅に損をさせてしまうわけです。

つまり、生命保険の見直しを勧められたとき、貯蓄性の高い保険を解約させようとしてくる担当者は要注意です。「まだ契約してから日が浅くどう考えても契約しなおした方が得」というようば場合は別ですが、契約して何年も経っているような保険を解約させようとするプランナーは信用してはいけないですよ。

貯蓄性の高い保険は払い済み・減額することもできる

生命保険の見直しをする際に貯蓄性の高い生命保険を解約してしまうと非常にもったいないので避けたいところですが、その保険の保険料を払いつつ、新しい生命保険の保険料も支払うのは厳しい、ということもあります。

その場合には、貯蓄性の高い保険は減額したり、払い済み保険に変えてしまう、という方法があるんです。
生命保険の減額とは、保障額を減らすことで、保険料の負担も減らすということです。この場合、減額した部分に相当する解約返戻金が支払われ、そのお金を今後の保険料に充てる(前納する)ことも可能です。

払い済み保険とは、その時点で保険料の支払をストップさせて、今までに払い込んだ保険料で作れる小さな保険に変えてしまうことを言います。契約してからあまり年数が経っていない場合は無理なこともありますが、ある程度期間が過ぎている保険は払い済み保険にすることが可能です。

減額や払い済みの手続きは、現在契約している保険会社の担当者に確認してくださいね。

このように、生命保険の中にはいくら見直しとは言え解約しない方がいい保険もあります。「自分に合った保険を契約した方がいい」と思ってすべての生命保険を解約して入り直すと知らず知らずのうちに損をしているかもしれません。プランナーに言われるがままに見直しをするのではなく、本当にその見直しで良い生命保険に入れるのか、ということもしっかり確認するようにしてくださいね。

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