年齢とともに必要な保障は変わる!どのように保険を変えればいいの?

生命保険は一度加入すれば死ぬまで安心、ということはありません。生命保険は、そのときの状況に応じて変化させていかなくてはならないのです。

生命保険の場合、アンティーク家具のように年月が経つほど風合いが増して価値が上がる、なんてことはありません。電化製品と同じで、どんどん価値は下がりますし、「たいした機能もないのに電気代ばかり食う冷蔵庫」のように、「いざというとき大して役に立たないのに保険料が高い」という生命保険になってしまう可能性は高いです。

生命保険はどのように変化させていくべき?

生命保険は定期的に見直しが必要だと言われていますが、どのようなときに、どのように変化させていけばいいのでしょうか?

生命保険を見なすタイミングは、基本的に以下の通りです。

  • 就職したとき(親から自立したとき)
    就職して親から自立したときには、もう親に守ってもらおうと思わずに、自分で万が一に備える必要があります。とは言えまだ扶養家族がいない場合は大きな保障は必要ありませんから、最低限の生命保険だけに加入しておけば十分です。
  • 結婚したとき
    結婚したときに、配偶者が専業主婦(夫)になった場合、あなたの責任は増します。そのため、生命保険もバージョンアップしなければなりません。ただし、共働きの場合は独身のときと同じで差し支えありません。保険金の受取人を配偶者に変更しておくだけで大丈夫ですよ。
  • 子供が生まれたとき
    子供が生まれたら、大きな保障が必要になります。子供を養うということは、自分に万が一のことがあった場合は子供を養うためのお金を残しておかなくてはなりませんよね。人生の中で、もっとも大きな保障が必要なときだと言えるでしょう。
  • 子供が自立したとき
    子供が就職して親から自立すれば、親としての責任はほとんどなくなります。もう大きな保障は必要なく、配偶者を養っている人は配偶者を養える程度の保障を持っておけばOKですね。共働きの場合は、独身のときと同じように最低限の保障だけで十分です。
  • 仕事をリタイアしたとき
    仕事を定年退職したときが、人生最後の保険見直しだと言ってもいいでしょう。理想を言えば、この頃には十分な貯蓄を準備しておいて、生命保険はすべて解約するぐらいのことができるのがいいでしょう。ただ、十分な貯蓄が無い場合は、医療費や介護費用で不足しそうなお金の分だけ生命保険を準備しておくといいですよ。

ライフステージ別、おすすめの保険の組み合わせ

では、上記のタイミングごとに、どのような生命保険に加入すればいいのかを紹介しましょう。

  • 就職したとき(親から自立したとき)
    就職したときには、まずは医療保険に加入しておくのがおすすめです。また、200~300万円程度の終身保険に加入しておくのもいいでしょう。(葬儀代など死亡時の最低限の保障ができます)医療保険は高額なものは必要ありません。新卒の22歳ぐらいであれば、月額2千円程度の医療保険に加入しておけば十分ですよ。
  • 結婚したとき
    結婚したときに配偶者を養うことになった場合は、独身のときよりも少し大目の保障を持つようにします。医療保険はそのままでもいいですが、できればなるべく早めに貯蓄をして、200~300万円貯まった時点で医療保険は解約してしまえば無駄な保険料を支払わずに済みます。
    死亡保障は、独身のときに加入していた終身保険に加えて、あと300万円程度上乗せで契約するのがおすすめです。子供がいなければ専業主婦(夫)になった配偶者もすぐに仕事は見つかると思いますが、念のため1年分ぐらいの生活費を残しておくと、じっくりと仕事を探すことができるでしょう。
  • 子供が生まれたとき
    子供が生まれたときには、さらに上乗せで「子供が自立するまでの生活費」と「子供の教育費」を準備しなければなりません。生活費に関しては、遺族年金や貯蓄ではまかないきれない分を収入保障保険として備えておきましょう。子供の教育費は、学資保険で準備してもいいですし、教育資金自体は定期預金などで貯めておいて、保険としては定期保険で子供1人あたり500~1000万円程度を備えておけば十分です。
  • 子供が自立したとき
    子供が自立すれば、もう大きな保障は必要ありません。収入保障保険と定期保険は一番下の子供が大学卒業時に合わせて期間を決めておくといいですよ。保険会社から更新の案内が来たとしても、更新する必要はありません。もともと持っていた終身保険200~300万円と、必要な人は配偶者のための保険があれば大丈夫。もし、生活にゆとりがなく貯蓄があまりないという場合は、医療保険は持ち続けておいてくださいね。
  • 仕事をリタイアしたとき
    定年退職した時点で、どれぐらい資産があるかによって必要な生命保険は変わってきます。受給できる老齢年金も併せて考えた上で、生活費に十分なゆとりがあり介護費用や医療費がかかっても貯蓄でやっていけそうであれば、医療保険も要りませんし、終身保険を解約してしまっても大丈夫です。(使う予定が無いならそのまま置いておいても大丈夫です)

このように、ライフステージによって必要な保障の種類や保障の金額は変わります。生命保険に加入する際には、今後の人生もある程度思い描きながら計画的に加入することも大切ですね。

そして、家族構成などが変わるごとに生命保険の見直しをして、常に「万が一のことがあってもちゃんと役立つ生命保険」を持つようにしてくださいね。

保険一括見積