海外旅行で医療費がかかった!海外療養費支給制度を利用する方法

海外旅行に行く際には海外旅行保険に加入しますが、それ以外にも用意しておきたいものがあります。それは、海外療養費支給制度の申請書類です。

海外で病気やケガの治療を受けて医療費がかかった場合、帰国後に手続きすることによってある程度の金額が支給される海外療養費支給制度ですが、スムーズに手続きするには旅行前の準備が必要なんです。

海外旅行保険でも医療費は補償されますが、合わせて海外療養費支給制度の申請をすることもできるんですよ。

海外療養費支給制度の手続きの流れ

万が一海外で体調を崩したりして医療費がかかってしまった場合は、以下の流れで手続きすることにより、ある程度の金額を支給してもらうことができます。
(海外でかかった医療費と、日本で同じ治療を受けた場合の医療費を比較して、安い方の金額から7割が支給されます)

  1. 治療を受けた病院で書類を記入してもらう
    日本でも、医療保険の給付金を請求するために診断書を書いてもらいますよね。それと同様に、海外で治療を受けた際にも診断書にあたる「診療内容明細書」と「領収明細書」を記入してもらいます。この書類には日本語訳が必要となりますが、自力でできることもありますし、申請時に翻訳を3,000円程度で依頼することもできます。
  2. 治療費はいったん自分で支払う
    治療費は、いったんすべて清算しなければなりません。ただ、海外旅行保険のキャッシュレス提携病院であればお金を払う必要はありません。もし、提携病院以外に緊急搬送されてしまったような場合は、海外旅行保険のサポートデスクに電話して後払いの交渉ができないか相談してみましょう。
  3. 帰国後、申請書類を揃えて加入している健康保険に提出する
    帰国後には、記入してもらった書類と、申請書を揃えて加入している健康保険の窓口に申請します。(会社の健康保険であれば会社へ)その際、保険証と振込先の口座番号がわかるもの、印鑑も必要になるので持参しましょう。
  4. 審査後に払い戻しされる
    審査にはだいたい2か月程度かかり、審査が終われば指定した振込先へ入金されます。なお、申請期限は治療費を支払った日から2年以内とされていますが、なるべく早めに手続きしてくださいね。

海外療養費の書類は持参しておこう

上記の手続きの流れからも分かるように、海外で治療を受けた際に申請書類を持参していなければ、その場で記入してもらうことができません。帰国後に郵送で書類を送るというやりとりが発生するので時間がかかりますし、郵送の費用もかかってしまいます。

言葉が通じにくい国だと、書類をやりとりするだけでも大変になりますから、その場ですぐ記入してもらえるようにあらかじめ持参しておくのがおすすめなんですよ。

海外療養費の書類は、加入している健康保険の公式サイトからダウンロードできる場合が多いと思います。国民健康保険や協会けんぽなど人によって加入している保険は違うと思いますので、自分が加入している保険の公式サイトを確認いてくださいね。(他の健康保険の申請書でもOKな場合もあるようです)

普段健康な人は、海外旅行に行ってまさか病院にかかるなんて思わない人が多いです。しかし、海外でたまたま体調を崩すこともありますし、事故に遭う可能性もあります。海外旅行保険に加入していれば基本的に医療費に関しては心配要りませんが、海外療養費の手続きもすればお金が返ってくるのですから、念のため書類は持参するようにしてくださいね!

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