妻の生命保険の方が大事!?夫は今の仕事を続けられるのか?

生命保険というと、夫の保険がメインで、妻は医療保険に加入する程度、という家庭も多いものです。しかし、実は妻の生命保険の方が重要な場合もあるんです。

父子家庭は大変なんです

母子家庭の場合は、周りの理解も得られやすいですし、仕事も自分で調整しやすいです。ところが男性の場合は、「育児があるので」という理由で仕事をセーブしたり仕事を休んだりすることに対して、まだまだ理解されているとは言えません。

妻が家事育児をしてくれていれば男性は仕事に専念して女性よりも多くの収入を得ることができますが、男性が家事育児をしながら働く場合は、一気に収入が減ってしまう恐れがあるのです。

あなたの夫は、万が一あなたが亡くなってしまったとしても、今と同じだけの収入を得ることはできるでしょうか?

夫の両親に援助してもらえますか?

まず考えておきたいのが、夫の両親が協力してくれるのかどうか、です。男性は仕事をセーブするのが難しいため、父子家庭でも両親に家事育児を協力してもらっている家庭は多いです。

両親の援助が得られれれば、夫も仕事をセーブすることなく働き続けることができるので、遺族年金と合わせれば十分な収入を得ることができるでしょう。

しかし、夫の両親が高齢だとか遠方だとかの理由で協力が得られない場合は、夫は一人で仕事と家事育児をしていかなくてはなりません。

夫の仕事は育児と両立できますか?

もし、両親の協力が得られないような場合でも、夫の仕事が育児と両立できるものであればなんとかなります。朝9時から夕方17時までの仕事で土日祝日は休み、残業や休日出勤も無し、という仕事の場合は、育児をしながら仕事を続けることはできると思います。

もちろんそれでも大変ですが、離別のシングルマザーなんかはそうしてフルタイムで働きながら育児をしている人もたくさんますから、男性ができないことはないでしょう。

しかし、夫の仕事が勤務時間が長い・土日祝が仕事・残業があるなどの場合は、育児と両立はできませんから、育児と両立できる仕事に転職する必要が出てきます。もしくは、今の仕事を続けるために家政婦を雇うなどの対策をしなければならず、出費が増えてしまいます。

妻の遺族年金はいくらある?

平成26年4月から、父子家庭でも遺族年金を受給できるようになりました。(それまでは、父子家庭だと受給できなかったんです!)

ただ、遺族年金を受給できると言っても、専業主婦であれば国民年金のみなので金額は少ないです。子供が1人の家庭の場合で、月額83,000円程度です。

妻が働いていて厚生年金がもらえる場合はもう少し増えますが、そもそも女性の方が収入が少ないことが多いので、もらえる厚生年金の金額はそこまで多くはならないでしょう。

妻の生命保険が無いと大変!?

妻に万が一のことがあっても、夫の仕事が育児と両立できるものであったり、夫の両親の協力が得られる場合は生命保険がなくてもなんとかやっていけると思います。

しかし、両親の協力が得られない、育児と両立できない仕事をしている、という場合は、妻の生命保険は準備しておくべきだと言えます。

夫が育児をしながらできる仕事に転職した場合、今と同じ水準の給与をもらうことは難しくなり収入減は避けられません。それでも、妻の遺族年金が収入減を補えるだけあればいいのですが、妻が専業主婦だった場合は特に、年金額自体が少ないので生命保険で補う必要があります。

たとえば、月収30万円の夫が、転職によって月収15万円になったとした場合、妻の国民年金で8万円程度加算されても月収23万円。7万円不足するので、この分は生命保険によって補うと良いでしょう。

一般的には男性の方が平均収入は多いものですが、ワーキングマザーと同じように家事育児をしながらできる仕事をしようと思えば、どうしても収入は大幅に減ってしまいます。

収入が減っても遺族年金で賄えるなら生命保険に加入する必要はありませんが、そうでない場合は必ず生命保険で備えておくようにしましょう。

妻の生命保険は多額の保険である必要はありませんが、不足する金額分だけは確実に準備しておくように計算してくださいね。