学資保険のプラン、どれを選ぶべきなのか?

学資保険には、いろいろなプランがあります。たいていの保険会社には学資保険がありますが、保険会社ごとの違いも分からなければ、プランごとの違いもよく分からないと思っている人は多いのではないでしょうか?

学資保険のプランいろいろ

学資保険のプランには、主に2つのポイントがあります。

ひとつめは、学資金を受け取るタイミングの違いです。
一括で受け取るものもあれば、分割で受け取れるタイプのものもあり、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
一括で受け取る場合は18歳、つまり大学進学に合わせて受け取れるものが一般的で、分割で受け取る場合は小学校入学・中学入学・高校入学と大学進学時以外にも学資金が受け取れるようになっています。また、プランによっては22歳満期というものがあり
、大学卒業の際にも学資金が受け取れます。

もう一つは、保険料の支払期間の違いです。
一般的な学資保険では、契約してから、満期になるまで保険料を支払い続けます。18歳満期であれば、子供が18歳になるまでずっと払い続けるわけですね。でも、それ以外に、最近では10歳払込終了というタイプも登場しました。これは、10歳までで保険料の支払を終了して、10歳以降は保険料の負担がなくなる、というものです。

子供が小学校高学年になったぐらいから、教育費や食費がかさみはじめます。塾に通う人も増えてくるんですよね。そんなときに保険料の支払いがなくなるので、家計への負担を抑えられるんです。また、10歳までに払い込んだ保険料は、その後満期が来るまで保険会社で運用されることになります。より多くのお金をより長い期間運用できるので、一般的な18歳満期よりも受け取れる金額が増えるというのも魅力なんですよ。10歳払込満了の場合は月々の保険料は高くなりますが、総額は安くなるので、おすすめです。

学資金の受け取りは一括or分割?

分割で学資金が受け取れるタイプだと、子供が中学校や高校に進学するときにも学資金が受け取れるのでお得なような気がしてしまいますよね。でも、もちろん学資金が増えるということは支払う保険料も増えるということですから何も得なことはありません。

また、中学や高校進学時に学資金を使ってしまうのはあまりおすすめできません。なぜなら、公立の中学や高校の場合はそこまでお金もかかりませんし、私立だとしても、大学ほどにお金はかからないのでそのときになって急いで貯めても十分に間に合います。

中学や高校に比べて、大学にかかる費用は莫大です。子供が地元の国公立の大学に進学してくれたとしても、400万円程度はかかるんです。つまり、子供が小さいうちから始める学資保険の積立は、大学進学時の費用を貯めるという目的の方がいいのです。

ただ、だからと言って18歳のときに一括で受け取れる保険にした方がいい、ということはありません。念のため分割で受け取れる学資保険にしておいて、必要であれば中学や高校進学時に使い、不要であればそのまま保険会社に据置しておく、ということもできます。据置金には利息がつきますし、銀行に預けておくよりもお得な場合も多いので、「分割受け取りにしてなるべく据置にする」という形で契約するのがいいのではないでしょうか?(筆者はそうしています)

学資保険の金額は?

さらに迷うのが、学資保険の金額です。国公立の大学でも400万円程度かかるのですから、私立の大学に行った場合、ましてや医学系や歯科系に進んだ場合、さらに莫大な費用がかかりますね。また、地元の大学に進学するとは限らず、下宿代がかかる場合も。

最近は奨学金を利用する学生も多いので全額をキャッシュで準備しなくてもなんとかなりますが、少なくとも400万円程度は貯めておかないといけない、ということになります。

ただ、子供が生まれたばかりの夫婦は、まだ収入もあまり多くなく、毎月多くの保険料を支払う余裕が無い場合もあります。そこでおすすめなのは、「まずは今支払える範囲内で保険料を設定する」という方法です。筆者自身も20代前半で生んだので収入も多くなく、一番はじめに契約した学資保険は月々5千円程度の保険料でした。そして、生活にゆとりが出るたびに少しずつ学資保険を新規契約して、まとまった学資金が得られるようにしてあります。

また、全額を学資保険で準備する必要はありません。貯金が苦手だという人の場合は学資保険の方が確実に貯まるのでおすすめですが、ある程度やりくりができるという人の場合は、半分程度は学資保険で確実に貯め、もう半分は預貯金で貯めてその都度金利の高い定期預金に預け替えていく、という方法もありますよ。

これらを踏まえた上で、現在支払える範囲内で学資保険に加入すればいいので、無理をして高い学資保険に入らないようにしましょう。無理をして契約して、あとから支払いが難しくなると、解約時には損をしてしまいます。学資保険はたしかにお金が貯まりやすいですが、途中解約すると損をするものですから、十分に気を付けてくださいね。

払込期間はどっちがいい?

満期になるまでずっと保険料を払い続けるのか、それともはじめの10年間だけ頑張って支払いをして、10歳以降は楽をするのか?どちらがいいと思いますか?

個人的に、おすすめなのは10歳払込満了タイプです。子育てでお金がかかるのは、子供が小学校高学年になってからです。特に塾代はかなりかさんできますので、それまでにある程度教育資金が準備できている方が後々楽になりますよ。

ただ、これも無理に10歳払込満了にする必要はありません。最近は30歳ぐらいで第一子を産む人が多く、ある程度収入も安定している共働き夫婦も多いので10歳払込満了はおすすめですが、そうでない人の場合は18歳払込満了の方がいいでしょう。

20代の早いうちに子供を産んでまだ収入も多くない夫婦の場合は、無理に10歳払込満了にするよりも、コツコツと18歳満了で支払った方がいいでしょうし、30代で生んだとしても妻が専業主婦やパート程度の収入で家計にゆとりがない場合も、18歳払込満了がおすすめです。

もし、あとから収入が上がってゆとりができたときには、今後の保険料をある程度一括で払ってしまう「前納」と言う制度もありますから、はじめは無理をしないで契約してくださいね。

保険一括見積