定期保険の中には、お金が戻ってくるものもある!

定期保険は掛け捨ての保険で、契約期間中になにもなければお金が戻ってくることはありません。でも、中にはお金が戻ってくる保険もあります。

それが、「お祝い金」付きの定期保険です。2~3年おきにお祝い金としてまとまった金額が受け取れる保険で、貯蓄代わりに使うこともできます。

支払った保険料のうちいくらかはお祝い金としても戻ってくるので、「掛け捨てはイヤだ」と思う人にはよく選ばれます。

ただ、お祝い金付きの保険の場合、貯蓄分の金額が保険料に上乗せされているだけにすぎません。

たとえば3年おきに15万円のお祝い金を受け取れるタイプの保険なら、月々4,000円程度、通常の定期保険よりも高くなる、ということです。

ですから、「掛け捨てじゃないから」という安易な理由で加入するのはおすすめしません。

支払った保険料の合計から、お祝い金で戻ってくる金額の合計を引いた分が「掛け捨て部分」になります。この掛け捨て部分は、普通の定期保険と比べると同じ保障金額でも掛け捨て部分が少なくなることはあります。

保険料は高くなっても、掛け捨て部分が安くなってトータルで損をする金額が少なくなるので、支払う余裕があれば、お祝い金付きの定期保険も悪いものではありません。

2年おきの設定にして自動車の車検代として使ったり、3年おきの設定にして子どもの進学資金の足しにしたり、という目的で加入するのも良いですね。

生命保険で貯蓄を兼ねようと思うと、銀行の預金とちがって途中解約ができない(できるけど損をする)ので、その分確実にお金を貯めることができます。

車検代など、絶対に必要になるお金を確実に貯めたい、という場合には、お祝い金付きの定期保険も、選択肢に入れても良いでしょう。

ただ、多くのファイナンシャルプランナーが言うのは、保険と貯蓄は分けるべき、ということです。

それは、一つには、生命保険で貯蓄を兼ねてしまうと途中解約がしづらく、本当にお金に困ったときにどうしようもなくなる、ということからだと思います。

また、保険は保険、貯蓄は貯蓄、と分けておかないとややこしい、ということもあります。

なによりも、ファイナンシャルプランナーは、他にも効率よく貯蓄ができる手段をたくさん知っているから、といのがあります。

資産を形成したいのであれば、銀行の定期に預けたり、投資によって資産を増やしたり、という選択肢があります。

今は銀行も保険も低金利が続いていますから、保険で貯蓄しても利回りは悪い、だから他の方法で貯蓄すべきだ、という考え方ですね。

それは、そのとおりです。ただ、だからと言ってそのとおりにする必要はないと思います。

なぜなら、一般的な消費者で、そこまで利回りを綿密に計算して、利回りの良い定期に預け替えたり、投資で資産を増やす、ということができるほどの知識はないからです。

理想を言えば、それぐらいの知識があれば良いのですが、なかなか難しいことですよね。知識をつけて投資をしようとしても、結局失敗して大切な資産を減らしてしまうことにもなりかねません。

もちろん、特に使用目的のないいわゆる「遊び金」を使って投資の勉強をするのは良いと思いますが、そこまで経済的な余裕がなく、子どもの教育資金など大切なお金を貯めたいなら、ヘタに冒険するのは避けた方がよいでしょう。

お祝い金付きの定期保険というのは、貯蓄としては利回りが良いわけでもなく流動性もない商品ですが、目的に合わせて、利率は低くても確実にローリスクで貯めたい、という人にはおすすめなんですよ。

特に、「意志が弱くてお金が貯まらない」という人の場合は、強制的に保険料として引かれ、解約すると損になるというプレッシャーのある保険は、貯蓄に使うにはおすすめです。

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